ネット環境をADSLからFTTH(eo光)に変えました。それまで使ってたADSLルータはレンタル品だったので、新たにブロードバンドルータを購入。レンタルすると月500円だったので、数ヶ月で元が取れる安いヤツということで、近くの家電量販店でコレガのCG-BARMX3Mを3000円弱で購入。帰宅後、LAN環境を作り直したんですが、すんなり行かず、結構苦しみました。以下、備忘録を兼ねたレポート。
宅内LANですが、以前のADSL環境ではルータのDHCPサーバがうまく機能しなかったので、IPアドレスはすべて固定していました。今回eo光が提供するセットアップCDを利用したら、当たり前ですがIPは自動取得となってます。そこで、セットアップの途中でパソコンの設定を変更したら、それが原因だかセットアップ失敗。ルータの設定の途中だったようなので、念のためルータの設定を初期値に戻すためリセットボタンを押して再トライするも、セットアッププログラムがルータを認識しない症状が発生。ルータの電源抜いて少し放置してから再び電源入れて、再度ルータをリセットしましたが、今度はルータのリセットが効かない(再起動を表すLEDが点灯しない)。マニュアルを読むと、どうも再起動にかなり時間がかかるようで、結局、電源抜いて10分以上、電源入れて10分以上放置してからリセットすると、よやく再起動しました。
ルータは無事再起動しましたが、それでもセットアッププログラムがルータを発見できません。これにはかなり悩みましたが、原因は何故かNIC(マザボにオンボードのネットワークアダプタ)が機能停止になっていたことでした。パケット送受信を表すLEDが光ってなかったのに、すぐ気づかなかった自分が悪いです。NICを有効にしたら、セットアッププログラムはルータをあっさり認識してくれました。
以降はすんなり。ブリッジモードのWiFiアクセスポイントもすんなり認識。ネットワークプリンタもOK。もちろんネットワークにつなげる機器のIP取得方法は事前にすべて変更済。ルータのDHCPサーバ機能はうまく働いているようです。最初にIPアドレスの自動取得に変更してからセットアップしとけばこれほど苦労することは無かったと思いますが、まぁとにかく、下記のような構成のLAN環境が完成しました。
┌───────┐ ▼~ ~┌──────┐ │光回線終端装置│ │~ ~│ノートPC │ └─┬─────┘ │~ ~└──────┘ ┌─┴─┐ ┌─────┴──┐ ┌──────┐ │ルータ├─┬─┤無線LAN AP├┬─┤複合機 │ └───┘ │ └────────┘│ └──────┘ │ ┌──────┐ │ ┌──────┐ ├─┤PC1 │ ├─┤空き │ │ └──────┘ │ └──────┘ │ ┌──────┐ │ ┌──────┐ ├─┤PC2 │ └─┤空き │ │ └──────┘ └──────┘ │ ┌──────┐ └─┤NAS │ └──────┘
ADSL環境ではルータのポートが一つしかなかったためハブをかませてたんですが、CG-BARMX3Mは4ポートあるのでハブが不要になり、大分すっきりしました。ADSLからFTTHはさすがに快適。YouTubeのHD動画がストレス無しに見れるし、数十秒から数分かかっていた数メガのファイルのダウンロードも、数秒で済んでしまいます。ちなみに、今回はネット環境だけでなく、電話もテレビもすべてeo光に変更しました。ようやく地デジ対応です。でも、いまだにハイビジョンテレビ、無いですけど。(テレビはほとんど見ないので)

机の下のFTTH機器類たち。左から光電話アダプタ、光回線終端装置、無線LANアクセスポイント。裏側にルータとNASが隠れてます。(2009/12/13誤記を修正しました)