Birdis Land's Favorites!の日記のページをブログ化しました。
2006-10-04 Wednesday
9月30日は子供達の通う保育園で運動会がありました。今回の運動会は撮影に気合がはいっていて、8月に購入したばかりのデジタル一眼レフのCanon EOS Kiss DN+EF75-300mm F4-5.6USMを筆頭に、同じくCanonの手ぶれ補正付き高倍率ズームコンデジPowershot S1 IS、そしてSANYOの動画デジカメDMX-C1の三台体制で望みました。これだけあれば、超望遠から近距離のスナップまで、動画から静止画まで、何でも対応できます。連れ合いと二人で静止画や動画を取りまくり、結構いい写真も撮れました。
しかし。何となく、写真と動画撮影に終われ、肝心の子供達の姿が心に深く焼きつかなかったという感があります。別のブログで書いた、3年前の長男の初めての運動会の時の感動は、今回はありませんでした。
もっとも、感動が少なかったのは保育園の運動会はもう三度目で慣れていたことがあるかもしれません。また、今回は子供が年少と年長で競技も多く、親子競技にも全て参加したので、撮影以外にもいろいろ忙しかったせいもあるでしょう。それに、写真撮影を減らして自分の目で見ると、その瞬間の印象は強く記憶に残ると思いますが、写真や動画を後から見る楽しみも捨てがたいものがあります。結局一長一短なんでしょう。これからも、何かイベントのあるごとにジレンマに苦しみそうです。
とにかく、フィナーレの親子そろっての踊りだけは撮影は無しで子供と一緒に楽しみ、よく頑張ったと思いっきり抱きしめてあげました。

EOS Kiss DN + EF75-300 F4-5.6USM(トリミング)
競技を終え、自分の席に向かって一斉に駆け出す子供達。個人情報保護のため、顔をカットしてトリミングしています。
2006-10-06 Friday
さて、8月に念願のデジイチ(デジタル一眼レフカメラ)を購入しました。以前から写真やカメラには興味があって、一時は銀塩の一眼レフを使っていたのですが、デジカメに移行してからは動画撮影(特に子供の何気ない日常の記録)の魅力にはまってしまい、動画撮影が出来ないデジイチへはあまり食指が動きませんでした。しかし、なんだかんだ考えた結果、動画が撮れなくでも大きくても重くても高価でも、いろいろな制約があっても、やっぱり一眼レフの持つ魅力には勝てないということに気が付き、購入を決意したわけです。
機種選びですが、私は昔からキヤノンユーザーで、レンズも持っていたので、メーカーは自動的にキヤノンに決まり。予算は無いので最も安く入手できる機種として、中古のEOS Kiss Digitalを考えてましたが、スペックやユーザーの評価などを基に検討した結果、無理してでも後継機のEOS KissデジタルN(以下、Kiss DN)を買わないと後悔すると思い、PDA購入用に細々と貯めていた小遣い+家計からも援助してもらって、本体のみを新品で購入しました。
その後、Kiss DNの後継機のKiss DXが出ましたが、これはある程度予測していました。ダスト対策やAF性能アップなどは魅力的だけど、個人的にはDNと比べてそれほど決定的な差は感じられなかったので、新型がすぐに出た悔しさより、むしろモデルチェンジ直前のほぼ底値でDNを購入できたことに満足しています。さらにその後、昔欲しかったPowershot Gシリーズの新機種PowerShot G7が登場。コンデジでは最高クラスの画質で、動画も撮れるので、Kiss DNを買っていなかったらこちらを買っていたかもしれないくらい魅力的な機種ですが、Kiss DNのおかげで、悔しい思いは全くしません。もしデジイチでなく、別のコンデジを買っていた後にG7が登場していたら、とても悔しかったはずです。やはり、無理してデジイチを買ってよかったと思ってます。
Kiss DNについては、写真やレンズなどの話題も絡めて、今後もこのブログで書いていきたいと思ってます。というか、当面はカメラネタが中心になると思います。
2006-10-10 Tuesday
先日のエントリーで触れたPowershot Gシリーズの新機種PowerShot G7ですが、改めてスペックを見て見ると、実に私好みです。EOS Kiss DNを買う前に出ていたら、それまでの愛機のPowershot S1 ISを売り払ってでも買っていた可能性が高いです。しかし、デジイチを買った状態でG7を見ると、いいなぁとは思いますが、購買意欲はほとんど沸いてきません。これは、やはりデジイチを所有することで得られる満足感、というか、コンデジに対する優越感が大きいのでしょう。
S1 ISは非常に気に入ってました。外観はプチ一眼といった感じで、カメラに詳しくない人が見ると同じように見えると思いますが、中身はデジイチとは全く違う、非常にコンデジらしいものでした。オートで撮ってもマニュアルで撮っても極端な失敗が少ない絵作り。動画が取れる(しかもSシリーズの動画はかなり強力)。軽量コンパクト。さらにバリアングル(自由に角度を変えられる)な背面液晶モニターといった、コンデジならではの長所と、しょぼいビューファインダーに起動や合焦速度の遅さ、小さなCCD故のボケない背景(被写界深度の深さは長所にもなるのですが、絞り優先で数値を変えても写真の出来上がりがほとんど変わらないというのはつまらないです)というコンデジらしい短所。それらを全て理解した上で、気に入って使ってきました。
しかし、運動会や行楽地などでデジイチを使っている人を見ると、S1 ISがコンデジであるという事になんとなく引け目を感じてました。こっちは高品質の動画が取れるんだとか、こんなに小さくてもフルサイズ換算で380mmの高倍率で、しかも光学手ぶれ補正付なんだ、とか心の中で言い訳している自分がありました。
PowershotのSシリーズの現行モデルは三代目のS3 IS。S1の欠点はかなり解消されているようで、真剣に購入も考えましたが、たとえS3がどれだけよくなっていてもコンデジはコンデジ。もし購入したとしても、デイジチとは違うという引け目はずっと感じ続けていたことでしょう。カメラ好き、写真好きな人には説明不要だと思いますが、コンデジとデジイチの間には、物理的、機能的なものだけでなく、格というか、存在感というか、数値化できない決定的な違いがあります。下手な表現ですが、「写真を撮っている感」がぜんぜん違うのです。デジイチは動画は撮れないし、重いし、かさばりますが、でもファインダーを覗き、レリーズ音を聞くと、それらは全く気にならなくなります。やはり無理してデジイチを買ってよかったと思ってます。
ところで。デジイチでの撮影はとても楽しいですが、肝心の写真はというと、こればかりは別物。コンデジの写真は失敗が少ないですが、デジイチで撮った写真は成功と失敗がはっきり分かれます。それが魅力でもあるのですが、失敗作ばかりだと単なる自己満足に終わってしまうので、他人にも満足してもらえるような写真を撮れるよう、精進したいと思ってます。が、まぁ、しばらくはデジイチユーザーの優越感に浸ることとしましょう。
2006-10-16 Monday
APS-Cサイズのイメージセンサーを持つデジタル一眼レフカメラは、レンズの焦点距離がフルサイズの約1.6倍(キヤノンの場合)になります。ということは、むちゃくちゃ大雑把に言うと広角レンズが標準に、標準が望遠に、望遠は超望遠レンズになってしまうわけです。っていうのは少しカメラに詳しい人なら常識ですが、35mmフィルムカメラの焦点距離と画角に慣れ親しんだ人にとっては、頭で理解していても、なかなかこの「1.6倍換算」という作業に慣れません。Kiss DNの購入の際や、そのレンズを検討する際など、下のような表を作ってそれをいつも眺めていました。しかし、いつになっても、代表的な広角レンズである28mmが標準レンズの画角になってしまうという事に慣れません。
35mmフルサイズ |
APS-Cサイズ |
17 |
27.2 |
18 |
28.8 |
19 |
30.4 |
24 |
38.4 |
28 |
44.8 |
30 |
48.0 |
35 |
56.0 |
50 |
80.0 |
55 |
88.0 |
70 |
112 |
75 |
120 |
85 |
136 |
105 |
168 |
125 |
200 |
135 |
216 |
もっとも、初めて所有したカメラが携帯電話で、フィルムカメラは使った事のないという若い世代にとっては、28mmが標準の画角という事もすんなり受け入れられるのかもしれませんね。私は頭の堅い人間なので、これからも上の表を常に念頭において、脳内換算し続けると思います。フルサイズのデジイチを購入する日まで。(って、実現するかどうかも分かりませんが)
2006-10-17 Tuesday
ところで、APS-Cサイズのデジイチがフルサイズ換算で1.6倍になるといっても、実際はフルサイズの中央部をトリミングしている状態なんで、APS-Cサイズのデジイチはフルサイズの一眼レフに比べてファインダーで見る映像が一回り小さくなってしまいます。なので、たとえば望遠レンズを望遠鏡代わりに使おうとしても、ファインダーを覗くだけでは1.6倍の恩恵はありません。ということを、Kiss DNを購入してから改めて気がつきました。

EOS Kiss DN + SIGMA 17-70 F2.8-4.5
フルサイズ換算27mm相当のレンズで撮影した近所の風景を、ちょこっとレタッチ。この映像がフルサイズのファインダーで覗いた状態だとすると、APS-Cサイズのファインダーは、中央の暗くなっていない部分になる。(分かりにくくてすみません)
Kiss DNのファインダー倍率0.8倍ですが、ファインダー倍率0.71倍のEOS 5Dの方が、倍率が低いにもかかわらず、はるかに大きく見やすいです。この違いは、頭では分かっていましたが、実際に両者を見比べると、Kiss DNのファインダーを覗くのがイヤになるくらい、圧倒的な差でした。しかし、Kiss DNばかり使っていると、狭いファインダーに慣れてきてだんだん気にならなくなりました。例え狭くても、レンズが捉えた映像をそのまま見ることが出来る一眼レフのファインダーの見やすさは、コンデジのそれとは別次元です。ましてや、それまでメインで使っていたPowershot S1 ISのEVFはお世辞にも見やすいといえませんでしたから、Kiss DNでも十分満足です。
でも、やっぱり、28mmのレンズがきちんと広角の画角で見えるフルサイズのデジイチのファインダーは羨ましいです。イメージセンサーを自前で製造できるキヤノンに、低価格のフルサイズデジイチを期待したいと思います。
2006-10-18 Wednesday
Canon EF75-300mm F4.5-5.6 USMは1999年の夏に中古で購入したキヤノン純正のズームレンズで、既に生産中止されています。購入した当時は銀塩一眼レフのEOS 10QDを愛用していました。その頃のメインレンズはタムロンの71D(28-200mm F/3.8-5.6)だったのですが、山で野鳥を見始めるようになったので、鳥の撮影用にもう少し長いレンズが欲しくなって購入しました。しかし、ちょうどその頃から手軽さとランニングコストの低さ故にデジカメの使用頻度が高くなり、それに伴いフィルムカメラの出番がだんだん少なくなり、せっかく購入したEF75-300mmは満足に使わないままお蔵入りしてしまいました。そして月日は流れ、2006年9月。保育園に通っている子供の運動会の撮影のため、数年ぶりに使ってみました。以下、運動会でEOS Kiss DNにつけて撮影したときの感想を書いておきます

EOS Kiss DN + EF75-300mm F4.5-5.6 USM
初期のUSMとはいえ、私の所有している他の普通のレンズに比べると、合焦速度は高速で音も殆ど無く、快適です。安価なレンズなので暗いですが、念のためISO感度も上げて撮影したので、晴天下の撮影では手ぶれの心配はゼロでした。ズームリングの動きがスカスカ(新品の時からなのか、中古で購入したので既にヘタっていたのかは不明)で、下に向けるとズーム側に伸びてしまうのがいただけませんでしたが、撮影自体の支障はありません。別売りのフードを付けていたためか、気になるフレアとかも出ず、十分仕事をしてくれました。
焦点距離については、テレ側の300mmはフルサイズ換算で480mmとなるため、不満は無かったです。一方、ワイド側の75mmはフルサイズ換算で120mmくらいになりますが、競技前や競技後の人物スナップを取る場合、後ろに下がれば二人くらいまでなら何とかフレーム内に入れて撮影できました。競技前後のスナップは、Kiss DNとは別にポケットに入るサンヨーの動画デジカメザクティ DMX-C1を使おうと思っていたのですが、結局静止画は殆どKiss DN + EF75-300mmで撮り、ザクティでは殆ど動画ばかり撮ることになりました。
長年お蔵入りしていたEF75-300mm F4.5-5.6 USMですが、映りもそこそこ、大きさも重さのもKiss DNにマッチしていて使いやすかったです。これからも屋外でのイベントに活躍してくれそうです。
Canon EF75-300mm F4.5-5.6 USMのカタログスペック
- レンズ構成:9群13枚
- 撮影距離範囲:1.5m~∞
- 最大撮影倍率:0.25倍
- フィルター径:58mm
- サイズ(全長×直径):122.1×71mm
- 重量:495g
- フード品番:ET-60(別売り)
- 価格:¥43,800(1993年頃の定価)
2006-11-21 Tuesday
神戸旅行ネタが続いたので、今回はカメラネタ。何度も書いているように、現在のメインカメラキヤノンのEOS Kiss DNは800万画素です。それまでずっと、300万画素クラスのデジカメを使っていたので、Kiss DNの800万画素というのはちょっと新鮮でした。パソコンで見ることを前提にした場合、撮影サイズは1600×1200ピクセルのUXGAで十分です。これだけあれば印刷でもサービス版くらいなら問題ないし、ディスク容量も圧迫しません。レタッチを前提とした場合でも、300万画素の最大解像度で撮れば間に合います。なので、私は300万画素のデジカメでも普段スナップ写真は1600×1200ピクセルで撮ってました。しかし、最終的に必要な解像度(画素数)が低くても、高解像度で撮影するメリットはあります。その一つが、いわゆるデジタルズーム効果です。
ちょっと前になりますが、近所を散歩してたとき、偶然カワセミに遭遇しました。その時つけていたレンズはSIGMAの17-70mm F2.8-4.5。望遠側の70mmはフルサイズ換算で112mm。鳥をとるには全く話にならない焦点距離です。実際、ファインダーの中のカワセミさんは「点」でした。

EOS Kiss DN + SIGMA 17-70 F2.8-4.5
3456×2304ピクセルのオリジナル画像を360×240ピクセルにリサイズし、シャープネスをかけたもの。カワセミさんは、ほとんど点です。
でも、3456×2304ピクセルの最大解像度で撮ったこの写真を等倍トリミングすればこのとおり。夕方で暗かったのと、腕もないので眠い写真ですが、カワセミとしっかり分かります。

EOS Kiss DN + SIGMA 17-70 F2.8-4.5(トリミング)
上の写真のオリジナル画像を、カワセミさんの付近で360×240ピクセルに等倍トリミング。こんなに大きくなりました。
近づこうとしたら逃げられたので、とっさに逃げた方向にカメラを向けながらシャッターを切ったのが下の写真。やはり等倍トリミングしたもの。ファインダーの中に入っていたかどうかもわからず、ただ単にカメラを振りながらシャッターを切っただけですが、なんとかフレームに入ってました。ブレ&ボケな写真ですが、それでもカワセミと十分識別できます。

EOS Kiss DN + SIGMA 17-70 F2.8-4.5(トリミング)
飛び立つ方向にカメラを向けてあてずっぽうでシャッターを切りましたが、フレームには入ってました。これも等倍トリミングです。
散歩中に思わずいい被写体にめぐり合えました。最後の写真など、ピントがあってれば結構いい写真だったので、ちょっと欲が出てしまいます。でも、鳥を撮るのは楽しいですが、この方のようなかっこいい写真を撮るにはまだまだ技術も気合も足りません。
2006-11-25 Saturday
デジタル一眼レフユーザーなら誰でも恐れる、アレをついに発見してしまいました。そう、イメージセンサーについたダストです。先日、オークション出品のため、品物を白い画用紙の上に置いて、三脚を使って思い切り絞り込んで撮ってました。パソコンのモニタで拡大してみると、ぼんやりとした黒い丸い影が。もしやと思って別の品物の写真を見ると、全く同じ位置に同じ影が写ってます。白い画用紙を画面一杯に絞り込んで撮ると、あちこちにぼんやりした影が写ってます。
EOS Kiss DN + SIGMA 17-70 F2.8-4.5
3456×2304ピクセルの最大解像度で撮ったものを360×240にリサイズしてシャープネスをかけたもの。これだけ縮小しても、はっきり写ってます。右下の赤い枠内は、オリジナル画像のダスト部分を等倍トリミングしたもの。
このまま放置するのも気持ち悪いので、自分に出来ることとして、ミラーを上げてブロワでCMOSを吹いてやったら、大きな影はなくなりましたが、代わりに別の場所に小さな影が移動。恐らく絞りを開けるとほとんど気が付かない程度のゴミですが、購入してまだ数ヶ月、レンズ交換も、まだ十数回しかしていないと思うのに、ちょっとショックです。ダスト対策がいろいろ施されているEOS Kiss DNの後継機のDXが羨ましくなりました。
ダスト対策といえば、子供がダニや埃のアレルギーなんですが、アレルギーは半分が遺伝が原因ということなので、私も今朝、病院で血液検査をしてきました。結果は来週ですが、先週か先々週かに掃除機のフィルタの掃除をしていたときに大量の埃を吸ってしまってから、埃っぽいところで咳が出るようになったようなので、ちょっとビクビクしています。どうも、人も機械もダスト対策が必要のようです。とりあえず、花粉とか埃対策に空気清浄機の購入を検討するとしましょう。
2006-11-28 Tuesday
なんか、いつのまにか紅葉シーズンに入っていたようです。子供が出来る前、山によく行っていた頃は、紅葉の時期に敏感でした。北アルプスなどは、9月の中ごろになるともう色づきはじめ、見ごろは10月初旬。ちょうどその頃は初雪の時期なので、うまくいけば、山頂付近は雪景色、中腹で紅葉を満喫、下界(山をやっている人は、山の麓や街のことをこう呼びます)に降りたら夏の陽気、といった日本の四季を一気に楽しむことが出来ました。山の紅葉シーズンは、移動性高気圧に入ると数日間好天が続き、山の表情も一年で最も変化に富むので、山に登るにはいい時期です。なので、毎年この季節が楽しみでした。で、山では紅葉が終わり初冬の趣を見せるようになった11月から12月にかけて、私の住む関西地方ではようやく紅葉のシーズンを迎えるわけです。
という風に、山をやっていると、山の上と下界とでは季節の進み方が違うので、四季の移り変わりを長く楽しめたんですが、最近はすっかり「下界の人」なんで、季節はあっという間に過ぎ去っていく感じです。こないだまで半袖でいたような気がしますが、気が付けばもう紅葉。そうこうしてるうちに、雪がちらついてくるのでしょう。で、あっという間に「明けましておめでとう」。あ、そろそろ年賀状の準備、しなくては。年賀状用の雪景色の写真、撮りに行きたいなぁ。
EOS Kiss DN + SIGMA 17-70 F2.8-4.5
近くの山の中腹にある神社のもみじ祭りにて。下界より山の方が寒暖の差が激しいせいか、紅葉もきれいです。
2006-11-29 Wednesday
今回はEOS Kiss DN(以下、KDN)のレンズ選びの話。シグマの17-70mm F2.8-4.5 DC MACROは、今のところの常用レンズです。KDNはボディのみで購入しました。予算が無かったのと、キヤノンマウントのレンズを既に持っていたからです。当時の手持ちのレンズは、キヤノン純正のCanon EF75-300mm F4.5-5.6 USMと、トキナーのAF193(19-35mm F3.5-4.5)の二本。トキナーの19-35はKDNに付けるとフルサイズ換算で30-48mmという焦点距離になります。常用ズームとして使えなくもなく、実際しばらく使っていましたが、筒が太くてKDNにはアンバランスだし、何より焦点距離がやっぱり中途半端なので、レンズ選びが始まりました。
最初に考えたのは、やはり純正の標準レンズ、EF LENS|EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM。低価格、軽量コンパクト、高速で、さらに画質の面でも価格以上だと評判の、非常に良くできたレンズです。中古だと一万円を切る価格で買えるので、取りあえず買っておいて損はないかとも思いましたが、せっかくボディだけ買ったんだから多少無理をしても違うレンズをつけたいと思って、別のレンズを物色しました。
候補にあがったのは、同じシグマの 18-125mm F3.5-5.6 DCと、2.8通しの18-50mm F2.8 EX DC MACRO。でも、18-50は予算オーバーですぐ脱落。18-125は、以前銀塩一眼レフでタムロンの28-200を使っていたので、使い勝手は想像できましたが、レンズの暗さがネックになりました。KDNの前に使っていたPowershot S1 ISの手振れ補正に慣れ、暗い場所でもノーフラッシュがずっと当たり前だったので、予算の許す範囲で少しでも明るいレンズが欲しかったのです。
あと、ちょっと欲しかったのが接写能力。タムロン28-200もトキナー19-35も、全然寄れませんした。昔は風景ばかりだったので気になりませんでしたが、最近は子供写真とか近所の散歩時のスナップとかブツ撮りとか、被写体が変化してきたので、いろいろな事が出来るレンズが欲しかったのです。ということで、悩んだ末、最終的に選んだのが、焦点距離、価格、明るさ、最短撮影距離などのバランスの取れた、このシグマの17-70mm F2.8-4.5です。新品を買う予算は無かったので、オークションで入手しましたが、相場の3万を切る価格で落とせてラッキーでした。
次回は使用した感想など、書きたいと思います。
Powershot S1 ISで撮影
フードとレンズキャップを付けた状態。ちなみにレンズキャップはタムロンの。フードをつけて着脱が可能。ニコンのも同機能ですが、流石にキヤノンにニコンのキャップはちょっと抵抗があります。ストラップは銀塩のEOS 10QDに付けていた古いヤツです。レンズがシグマでキャップはタムロン、ボディはキヤノン。ごちゃ混ぜですね。

Powershot S1 ISで撮影
こちらはフードとキャップを外した状態。バランスは悪くないです。ボディの小さなEOS Kiss系には、見た目のバランスはこのくらいが限界のような気がします。