Birdis Land's Favorites!の日記のページをブログ化しました。
2006-12-06 Wednesday
このブログをスタートしてから、二ヶ月。もともと本家サイトのメインコンテンツはPalmを中心にしたPDAネタでしたが、このブログはすっかりカメラネタ中心になってます。その傾向は今後も変わらないと思いますが、たまにはPDAネタも取りあげていきたいです。
というわけで、今回はメインデバイスのCLIE NX80Vのバッテリーについて。一年ほど前に中古で購入したNX80Vですが、最近バッテリーの減りが早くなった気がして、Battery Benchでベンチテストしてみると、フルパワーでバックライト輝度最高での結果は1時間3分でした。中古品を購入直後のテスト結果では同じ輝度最大のフルパワーで1時間45分という結果だったので、かなりへたっていることになります。ところが。その後何度かベンチテストを繰り返してみると、同じ条件でも1時間30分まで粘るようになりました。何度も放電と充電を繰り返したことで、リチウムイオンバッテリーのリフレッシュ効果が働いたようです。
NX80Vは、いろいろと欠点はあるものの、まだまだ現役のメインマシンとして働いてもらうつもりなので、バッテリーが本当にやばかったらPDA工房のバッテリー交換サービスを利用しようと思ってましたが、もうしばらくはこのまま使えそうです。それよりも、この機種の持病であるカメラの不具合を修理しなければと思っているのですが、面倒くさくてなかなか実行に移せません。予備機のTJ37はスタンバっているのですが。
2006-12-08 Friday
このブログを始めてまだ間もないですが、どうも最近、トラックバックスパム(と断言してしまうと問題があるかもしれませんが)が目に付きます。こちらの記事と全く関係ない記事からのトラックバックもあれば、特定のキーワードが含まれている記事を探してトラックバックを送っていると思われる(キーワードが含まれているだけで記事の関連性は無い)ものもありますが、殆どが自分のサイトのアクセス数を稼ぐだけが目的のようなものです。
トラックバックに関するこのような問題についてはネット上でも様々な意見がありますが、トラックバックをめぐる4つの文化圏の文化衝突――「言及なしトラックバック」はなぜ問題になるのか [絵文録ことのは.]2006/01/06という記事が分かりやすいです。昔この記事を読んだときは、まだこのブログを始めてなくて、人事だったんですが、今はまさに渦中です。(ちなみに上記記事の分類では、私は「言及リンク文化圏」の人です)
更新pingを飛ばさないとか、いっそトラックバックを受付ないという選択肢もありますが、せっかくHTML手書きサイトからCMS(ブログ管理システム)を利用する事で使えるようになった機能を、スパムのために自ら封印するというのもしゃくに障るので、妥協策として、言及リンクの無いトラックバックは受け付けないという設定にしました。当面様子を見たいと思います。
2006-12-09 Saturday
久しぶりに子連れでなく、一人で電気屋に行く機会がありました。最近購入欲が沸いてきたW-ZERO3のモックに初めて(そう、発売一年めにして初めて!)触ったり、携帯売り場に並んでいる他の機種なども見てみました。
私は携帯を持ってないんで携帯事情には疎いんですが、最近の機種はmicroSDカードが主流になっているということにちょっとびっくり。microSDカードの存在は知ってましたが、PDAとか(ハイエンド)デジカメの世界では、いまだにCFとかSDとかがメジャーで、その世界の住人の私にとっては浦島太郎状態でした。
microSDカードの現物は見たことがありませんが、あんな小さなメモリカード、出し入れするのが大変そうです。リムーバブルメディアとしてはメモリースティックあたりの大きさが適切で、SDカードですら紛失しそうなんですが、microSDカードともなると、もはやリムーバブルとしての機能を捨てているとしか思えません。いや、あれは、携帯電話にとってはリムーバブルメディアではなく、交換可能な内臓ストレージなんでしょう。ユーザーの利用実態としては、なるべく大容量のカードを購入して、一旦携帯に挿せば、二度と抜かない。データが一杯になってきたら、さらに大容量のカードを購入して中身を入れ替え。ってな感じなんでしょうか。きっと、デスクトップパソコンの3.5インチのハードディスクのような存在なんでしょうね。
それにしても、この分野の時の進み方は尋常ではありません。5年ほど前、メモリカードあれこれというページを作ったのが、もう何十年も昔のように思えます。リアル社会の7倍の速度で進むという電脳世界、いわゆるドッグイヤーというヤツを実感しました。
2006-12-10 Sunday
ついこの間いつのまにか紅葉シーズンという記事をポストしたと思ってたら、もう季節は冬です。今日は行く秋を惜しんで、一ヶ月ほど前に長男の保育園友達が遊びにきた時の写真を何点かアップしてみます。

EOS Kiss DN + SIGMA 17-70 F2.8-4.5
行く秋の思い出。長男の保育園友達が遊びに来て、夕暮れ時に近所の川原にバッタ採りにでかけました。絞りはOKですが、もっと引いて手前の影をもっと入れたほうが夕暮れの感じが出たと思います。

EOS Kiss DN + SIGMA 17-70 F2.8-4.5
バッタ発見! 逆光の撮影です。肉眼では人の顔は判別できましたが、写真だと黒くつぶれてしまいます。レタッチで持ち上げてやることは可能ですが、このくらいの雰囲気が好きです。

EOS Kiss DN + SIGMA 17-70 F2.8-4.5
愛車(三輪車)をデポして虫捕りに向かう次男。広角側最大の焦点距離17mmで、絞りはF4.5。もっと後ろに下がって回りの情景を写してやった方が、雰囲気が出たと思います。三輪車を主題にするなら、絞りを開けた方が良かったかも。スナップ写真としてはアリだけど、ちょっと中途半端でした。

EOS Kiss DN + SIGMA 17-70 F2.8-4.5
次男がタンポポの綿毛を私に向かって吹いた瞬間のショット。突然だったので、とにかくカメラを向けてシャッターを切りました。もうちょっと綿毛が舞っていれば綺麗だったんですが、「ヤラセ」ではないので仕方ありません。かなり近寄っているのに何とかタンポポにピンが来たのは接写に強いSIGMA 17-70のおかげです。
2006-12-11 Monday
せっかくHTML/CSSというカテゴリーを作ったのに、このブログのサイトデザインについてという記事を1本アップした後は全くエントリーが無かったので、今週はちょっと力を入れて、このブログのテンプレ作成にまつわる話を書いてみたいと思います。
このブログをはじめる前、メインサイトはHTML手書きで作ってました。また、仕事で会社のWebサイトを作ってますが、これもやはり全て手書きで作っているので、基本的なHTMLやCSSの知識は一応あるつもりでした。しかし、自分の書いているHTMLは4.01のTransitionalなのに対し、ブログのテンプレートはXHTML+CSSで書かれているため、その違いに戸惑いました。また、ブログのベースHTMLは静的なページでなく動的なページの元となるものなので、ベースHTMLをシステムがどのように書き換えるかも考慮してコードを書かないと、実際にページを生成させたときに予想外の見え方をしてしまうのもやっかいでした。動的に変化する部分は独自ブロックと独自タグを埋め込むのですが、これについてはCGIのスクリプトなどをいじった経験があるので何とかなりました。しかし、何より面倒だったのが、静的なページなら、ローカルに保存したコードをちょこっといじり、上書き保存してブラウザをリロードすれば、いじった内容がすぐ確認できるのに対し、ブログのテンプレート(ベースHTML)の修正の場合は、修正した後、いちいち再構築させないといじった結果がブラウザで確認できないということ。再構築にかかる時間は数秒とはいえ、テンプレ作成は初めてで手探りの作業だったため、何十回と再構築を繰り返すのが非常に面倒でした。
テンプレの作成は、静的ページをHTMLで一から書きあげるより大変な作業でしたが、しかし、一度出来てしまうと苦労した甲斐があります。ブログをはじめた頃は、他人の作ったシステムで動く、他人の作ったデザインのサイトで、自分のオリジナルはテキストと写真のみなので、何か違和感があるというか、自分のサイトじゃないような感じがしていましたが、テンプレを自作してオリジナルデザインになって、ようやく自分のサイトになった気がします。
次回は、テンプレ作成で得た知識や困った事など、もうちょっと具体的な話を書くつもりです。
2006-12-13 Wednesday
前回のエントリー「ブログのテンプレートはやっぱりオリジナルがいい」の続きです。テンプレ作成で苦労した点の具体例、最初にあがるのが段組です。ブログサイトのデザインというと、一般的には下記のようにヘッダとフッタ、そしてその間は、2段か3段の段組(マルチカラム)になっています。
CSSが普及する前のHTMLだと、段組は普通<table>でやりました。セマンティックWebという考えからすると邪道ですが、静的なソリッドデザインのWebページのレイアウトなら、CSSが普及した今でも<table>を使うほうが楽で、融通も利いて、なおかつブラウザの表示も確実なので、メリットは大きい気がします。これはもちろん私のスキル不足な面も大きいのですが、仕事で作るWebページは積極的にCSSを使い、意味と見栄えを出来るだけ切り離した作りを心がけているものの、ページ全体のレイアウトだけは未だに<table>を多く使っています。しかし、ブログのテンプレートでは、<div>のfloat属性で段組しているようなので、素直に従うことにしました。
float属性はあまり使ったことがなかったので、「CSS」「段組」といったキーワードでググってヒットしたサイトをいくつか拝見して、基本的なところから勉強し直しました。スタイルシート段組レイアウト基礎クイズ - [ホームページ作成]All Aboutで満点が取れるようになったのでテンプレ作成にチャレンジ。固定幅の単純な2カラムの段組は簡単に作れました。しかし、「
このブログのサイトデザインについて」で挙げた仕様を満たす段組レイアウトを作成しようと思うと、とたんに挫折。特にナビゲーションのブロック(段)とコンテンツのブロック(段)の順番を、コード内の記述順はコンテンツ→ナビゲーションで、ブラウザの表示はナビゲーション(左)→コンテンツ(右)にする、という点が苦労しました。コード内でコンテンツの記述を先にするメリットは、遅い回線で見たり、サーバに負荷がかかっていてナビゲーション内に配置したカウンタなどの表示に時間がかかるときなどでも、コンテンツの表示が先に行われるので、見る人のストレスが少ないというのが一つ。そして、PDAや古いブラウザなどで、CSSを切って表示したときに、コンテンツが先に表示されるので、スクロールしなくてもコンテンツにすぐたどり着けるという点。いずれも、ADSLやFTTHで最近のブラウザを使っている大多数の人にとっては関係のない話で、マイノリティに対する気遣いですが、個人的にはこだわりたいところです。
ナビゲーションブロックが右のレイアウトにすれば、苦労しなくてもコード内と表示の順番が一致しますし、実際世の中のブログサイトのデザインを見ていると、右側にナビゲーションを持ってきているサイトの方が多そうですが、メインサイトのデザインを踏襲し、ナビは左という事にもこだわりたかったのです。
で、試行錯誤の結果、最終的に、CSSによる段組(マルチカラム)レイアウト講座で紹介されている、ネガティブマージン(マージンの値をマイナスにする)を使うことで解決しました。具体的には、コンテンツのブロックにナビゲーションブロックの幅の分だけマイナスのマージンを設定してコンテンツとナビゲーションを重ねてやり、コンテンツのブロックの中に子要素を設けてナビゲーションの幅の分のプラスのマージンを設定してナビゲーションとコンテンツが重ならないようにするという方法です。ポイントは負のマージンでブロックを重ねる事と、コンテンツの中に子要素を設けてナビげーションのブロックと重ならないようにするという事でしょうか。って、非常に分かりにくい文章ですが、自分の備忘録として書いているんで、すみません。
とにかく、ヘッダ、ナビ、コンテンツ、フッタから成る下図のような基本的な段組レイアウトは完成しました。
そこで、次に色とか文字の大きさといった細かい部分をCSSで指定していったのですが、またまた問題が出てきました。(続く)
2006-12-15 Friday
前々回のエントリー「ブログのテンプレートはやっぱりオリジナルがいい」からの続きネタです。
CSSが普及していなかった時代、HTMLで複雑なレイアウトを実現するための小技がいろいろありました。本来は表組のために使われるべき<table>でレイアウトを作るというのも(小技というよりは大技ですが)その一つですし、その<table>で列の幅を固定するために、1×1ピクセルの透明gif画像をwidth属性で幅を指定して敷き詰めるというtipsは、今でもよく使われてます。時代は(X)HTML+CSSになりましたが、CSSによるデザインでも、似たようなトリッキーな小技はいろいろあるようです。今回はその一つ。<div>のflaot属性で作った段組レイアウトで、左右のカラムに別々の背景色を適用する方法です。
<table>で段組をする場合は<td>の背景色をbgcolor属性なりCSSなりで指定するだけでいいので簡単だったんですが、<div>のflaot属性だと事は簡単ではありません。単純に<div>の背景色をCSSで指定してやるだけでは、左右のブロックで天地方向の長さが違う場合、短い方の下側の背景色が最後まで表示されずに切れてしまいます。
ヘッダ |
ナビ
コンテンツ
ほげほげ
ほげほげ
ほげほげ
ほげほげ
|
フッタ |
と、こんな感じです。上のサンプルでのサイドバー(ナビ)の部分の青い背景色をフッタまで伸ばしたいのですが、いい方法が思いつかなかったので、ネットで探した結果、小粋空間: CSSでサイドバーの背景を最後まで表示するで紹介されていたテクニックを使うことにしました。自分の備忘録も兼ねてその方法を書いておくと、ナビゲーションブロックの幅と同じ長さで高さ1pixのgif画像作成し、background属性で背景画像に指定し、repeat-yで縦方向のみ敷き詰める、ということです。他にもいろいろなやり方があると思いますが、ナビゲーションブロックの幅を固定しているウチのサイトの場合、この方法でうまくいきました。
この手のtipsは一旦コードを書いてしまうと忘れがちなので、今後も備忘録として取り上げて行きたいと思います。
2006-12-20 Wednesday
京都駅の巨大なクリスマスツリーの電飾がきれいだということで、子供達を連れて見に行きました。もちろんEOS Kiss DNを持っていきました。デジイチでの夜景撮影は、先日の神戸旅行の時に経験しましたが、三脚無しでもISO感度を800から1600に上げれば手降れもそれほど目立たず結構きれいに撮れたので、今回も三脚無しで行きました。もっとも、小さい子供連れだと、三脚でじっくり撮影なんて不可能で、ちょっと目を離すとすぐに司会から消えてしまうので、撮影に充てられる時間はわずか数秒。私のスキルでは、難しい条件で一発で綺麗な写真を撮るのは難しいのですが、限られた時間の中で、あれこれ設定を変えて撮ることは不可能なので、いつもでたとこ勝負のスナップ写真になってしまいます。今回は、神戸の時の夜景は遠景でしたが、3/1段くらいマイナスに露出補正してちょうど良かったくらいだったので、今回も同じ設定でストロボはオフにしてバシャバシャ撮りましたが、後で見てみると全てアンダーすぎて、手触れも多くイマイチでした。
電飾をバックに人物写真というのは難しいです。プログラムモードにしてカメラまかせで撮ると、まぁ普通に撮れましたが、後ろの電飾は地味だし、人物はストロボ光があたってくっきり見えるものの不自然に明るいし、イマイチ雰囲気のいい写真が撮れません。三脚持ち込んで、外付けストロボ光をデフューザでやわらげて人物に光をあてて、レフ板で影を消して、スローシャッターで背景の電飾をきれいに浮かび上がらせる、なんていう本格的な撮影には及ばないものの、スナップ写真でももう少しいい感じで撮れる方法はあるはずです。経験をつんでいくしかないんでしょうね。

EOS Kiss DN + SIGMA 17-70 F2.8-4.5
壁に反射するクリスマスツリー。登りのエスカレーターから撮影。電飾されたツリーは、下りのエスカレーターに乗っている人が後ろを振り返って見るほどの美しさでした。
2006-12-31 Sunday
年内最後の更新です。今、まさに大晦日なんですが、そんな感じは全くしません。最近公私共にバタバタしていて、あっという間に年越し、という感じです。来年も同じように過ぎて行くと思いますが、一年の最後なので、頑張ってエントリーを残しておきます。
では、皆さん良いお年を。
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