Birdis Land's Favorites!の日記のページをブログ化しました。
2009-04-14 Tuesday
気が付けば4月も半ば。仕事関係に大きな変化がありました。この春からやろうと思っていた、このサイトの作業も中々手がつけられず。ゴールデンウィークあたり、集中的に作業してリニューアルを図りたいものです。
さて、前回のストロボ購入に続く春の物欲シリーズの続きですが、SANYOのハイビジョン対応デジタルムービーカメラ Xacti(ザクティ)のDMX-HD1010を購入しました。ガングリップタイプの初代ザクティDMX-C1をずっと愛用していましたが、長年の使用でガタが出てきたので修理に出したところ、もう部品がないとのこと。そこで、型遅れのDMX-HD1010をAMAZONで46,420円で購入したわけです。ほぼ底値だと思います。
最初は値段が手頃でコンパクトなDMX-CG10にしようかとも思いましたが、家族会議の結果、望遠側の性能が欲しいということで、10倍ズーム(35mm換算38~380mm)のハイエンドクラス機、DMX-HD1010を選択しました。画質とか操作性とかは書き始めると長くなりますが、現行機種のハイエンドクラスだけあり、DMX-C1と比べると雲泥の差です。特に、F1.8~2.5の明るいレンズがいい。一眼レフに匹敵する、というのは言いすぎですが、背景のボケ具合は私のイメージするコンデジのそれとは段違いです。ガングリップのザクティは昔から静止画はイマイチだったはずなのですが、今のところ静止画の画質には満足しています。
動画については、悲しいかな我が家にはH.264のフルハイビジョンMP4の再生環境がないので、その実力を確認することができませんが、DMX-C1の最高画質、VGA 30fpsで撮った動画で比較すると、やっぱり綺麗でした。もちろん、ビデオカメラと比べると劣る部分は多いと思いますが、ザクティのメリットである軽量コンパクトで、いつでもどこでも気軽にそこそこ高画質の動画が撮れるというメリットは相変わらずです。
DMX-HD1010については、前回のDi466と同様、機会があれば追記したいと思います。最後に、買ってすぐに、試し撮りで何気なく撮った写真を載せときます。明るいレンズの実力が分かる一枚です。

SANYO Xacti DMX-HD1010
2009-04-26 Sunday
物欲シリーズを始める前に購入したカメラ機材がありました。「撒餌レンズ」として有名なキヤノンEF50mm F1.8 IIです。
このレンズは、安くて軽くて写りがいい、と3拍子そろった貧乏人の私向けのレンズです。どうして「撒餌」なのかというと、実勢価格が1万円を切る安さなので、とりあえず買ってみたら、その写りは標準ズームとは段違い。なので、このレンズをきっかけにレンズ交換の魅力にはまり、必要以上にレンズに投資してしまう(いわゆる「レンズ沼」にはまる)人が後を絶たないからだそうです。確かに1万円を切る価格は他の高価なレンズを買わせるためのサービス価格かもしれませんが、この価格で明るい単焦点のレンズが買えるのはキヤノンユーザーの特権です。
で、使ってみた感想は、面白い!でも難しい。自分が積極的に動いてフレーミングを決めなければいけないというのは、大昔に初めてカメラを使ったときの事を思い起こさせます。EOS KissDNに装着すると600g程度と非常に軽く、フレーミングのためのフットワークも楽しいです。写りも評判とおりで、最近の常用レンズとなっています。
しかし、被写界深度の浅さにはまだ慣れません。撮った写真をパソコンで確認すると、思った範囲にピンが来ていなくてがっかりすることが多いです。失敗例を載せておきますが、下の写真はこいのぼりを背景に夕暮れの菜の花を撮ったものです。明るいレンズのおかげで夕暮れ時でもISO100でも1/640秒という早いシャッター速度で撮れましたが、あとでパソコンで見ると、こいのぼりはきれいにボケてくれているのに、菜の花の全てにピンがきていません。

EOS Kiss DN + CANON EF50mm F1.8 II
絞りは開放から2段絞ったF3.5でした。普段使っているSIGMA 17-70 F2.8-4.5の感覚で絞ると、ほとんどの場合失敗します。背景をぼかしたいので出来るだけ絞りは開いて撮ろうとする癖がついていたようです。被写界深度はレンズによって全然違うという、当たり前のことを実感しながら、練習し直しています。
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