DEKARANGER Review

特捜戦隊デカレンジャーの私的レビューです。デカレン以外のアニメ・特撮作品のレビューも取り上げていきます。

2007.01.31 Wednesday

デカレンジャーはやっぱり面白い

前回のエントリーから二ヶ月経ってしまいました。このブログは毎週一回を目標にしてましたが、毎月一回の更新もままならない状態です。ビジターの方や、特にコメントをくださる方々には申し訳ないですが、これからも細々と、でも投げ出さずに続けていくつもりです。


それはそうと、ボウケンジャー、そろそろクライマックスです。それなりに盛り上がりは見せてきましたが、個人的にはやっぱりイマイチ感がぬぐえません。そんな時、デカレンジャーを久しぶりに見てみると、やっぱり面白いです。子供向け番組だけど、大人が見ても楽しめる、というか、それ以上に考えさせられる作品でした。見ていて楽しいだけでなく、考えさせられたり、想像を膨らませられたり、活力が沸いてくる。デカレンジャーはそんな作品だったんだと、改めて実感しました。いや、ボウケンジャーが駄作だとは言ってません。ただ、私にとって、デカレンジャーは稀有な作品だったんだなーと思った次第です。


というわけで、デカレンジャーのレビュー、時間はかかりますが、これからも継続していきたいと思います。

2006.11.30 Thursday

Episode14 プリーズ・ボス

作品データ

2004年5月16日放映 脚本:荒川稔久 監督:竹本 昇

レビュー

前回、衝撃的にデビューしたデカマスター。変身したボスの活躍をもっと見たいと思っていたら、番組開始早々にデカマスターの雄姿がまた見られました。しかも、いきなり事件が起こるとかでなく、ボスが変身することが分かったので訓練してもらうという、非常に自然な流れです。リアリティのある設定ににんまり。視聴者の満足も満たす、いい設定です。「本気でこい」というボスのセリフ、しびれます。その後の流れはコメントしどころ満載。デカ主任とか脊柱起立筋とか。でも、個人的に一番のお気に入りはジャスミンとウメコが倒された後、ボスがウメコの腕を掴みひきあげる時にウメコが発した「はっ」ていう台詞。うっかりすると聞き逃してしまうような小さな声ですが、すごく自然で、菊地美香さんの声優としてもやっていけるんじゃないかと思いました。実際後で声優のお仕事もされましたが。

狼男をモチーフにしたらしい、クリスト星人ファーリー。なかなかの強敵です。初戦はデカレンの完敗。で、バンのボス出番ですよ、というコールに応じないボス。たまたま夜明けが来て助かりますが、ボスは皆の奮起を信じてたんでしょうか。きっとSPライセンスの通信機能か何かで行動をモニターしていたんでしょうね。

ジャスミンのエスパー能力、そのヒントに対するウメコのボケをさっとスルーして、センちゃんは既にシンキングポーズという流れが、スムーズ。作り手もキャラの扱いに手馴れてきたんでしょう。見る側も、安心して見れます。

「これがある限り恐怖の夜が訪れます」って、ホージーさりげなく気障なセリフ。その後のバンとボスのやりとり。ボスは全ては分かってらっしゃるようです。お釈迦様のよう。

Bパート。メンバーそれぞれが、ボスが助けてくれなかった理由を推測しています。ホージーの解釈はマニアックでグッド。そこにシオマネキ君登場。でも怪重機は囮だったんですね。単純な作戦にひっかかるデカレンメンバー。まだまだ青いです。怪重機とメカ人間はあっさりデリートしますが、ファーリーは強い。相変わらず翻弄されてます。そこに登場われらがボス登場。しかもサングラス着用。そして腕組み。やっぱりボスもちょっと心配だったんですね。でも手を出さないところがにくい。奮起を期待してるんです。

こういう状況を打開するのがバン。ボスなんて大きらいだー宣言。で、怒りの矛先の向け方がアリエナイザーなのが彼らしい。お釈迦様の掌の上の孫悟空。この瞬間、バン以外のみんなはボスの本当の気持ちに薄々気が付いていたかも知れませんが、とにかくここでメンバーの結束力が固まりました。攻撃に転じると同時に流れるBGM。この「デカレンジャーアクション」がまたノリのいい曲で、燃えます。そして、ボスとのシミュレーションで失敗したフォーメーションで再挑戦し、見事勝利を収めます。ああすっきり。

と思ったら、バンのまだコンプリートしてない発言。ああそうでした。見てるほうも、すっかり忘れてた。そして、その後のボスのセリフ。これが実に深い。

「ピンチだったのか」

「勝ったじゃないか、おまえたち。つまりピンチなんかじゃなかったってことだ」

こういうセリフをさらっといえる上司になりたいものです。って部下、いませんが(苦笑)。そして、次のセリフ。

「悪を憎み、正義を愛し、それぞれの個性を組み合わせて勝つ うちはそういうチームじゃなかったか?」

胸にしみました。そして、これがあの感動の最終回の伏線になっていたとは。私は最終回を見た後でこの話を見たので、ああ、と思いましたが、リアルタイムで見ていた人は、最終回を見た時、きっとこの話を思い出したのでしょう。そして、メンバーの成長ぶりに、ウルウルしていたに違い有りません。

そして最後はスワンさんの「これにて一件コンプリート」スワンさんも心配で、やっぱりモニターしてたんですね。細かいところまで手を抜かない演出です。

キープアウトのキャッチロープ。おれもそのつもりだがって言ってますが、内心は俺も現場に出たいって思ってるんでしょうね、その変の気持ちがにじみ出てました。

ボス変身後、ボスの扱いを占う大事なストーリー。ボスの活躍を期待していたファンにいは、いい意味で期待を裏切られた、よく出来た話でした。最強にして重鎮というボスのポジションを自然に位置付け、なおかつメンバーの活躍や、シミュレーションによるボスの戦闘シーンなど、ファンを満足させる要素が盛りだくさん。もう十分お腹一杯なのに、おまけパートでとどめを刺されました。その、おまけパートのマスクの中の鼻については脳内補完で。

今回の脳内補完

「ボス、その鼻の中身は」「それは聞くな」。本編でこのように逃げられたら突っ込みようがありません。脱帽です。でも、それではこのコーナーの意味が無いのであえて指摘します。

変身後の鼻の収納方法もそうですが、それと同じか、それ以上に不思議なのが、足。あの巨大な足はどうやって?ボスはシェイプシフター(姿形を自由に変えられる生き物)なんでしょうか?

私の好きな米国のSFドラマ、スタートレック的な解決策としては、以下のようなものが考えられます

  • ホログラム(立体映像)で虚構の映像を見せている
  • テレパシーで、虚構の映像を見せている
  • 実はシェイプシフターで、デカスーツ装着時に鼻とか足の形状を変えている
  • 鼻や足は大きさを自由に変えられる特殊な生体構造

この中で一番SF的なのはホログラム説でしょう。スタートレックのホログラムは、見た目だけでなく、特殊な力場を作ることで、見た目にも全く本物と変らなく、センサーでチェックしないと現物と区別がつかないというリアルさでした。デカレンの世界はスタートレックよりはるかにテクノロジーが進んでいるので、造作もありません。実はボスの本当の体系は地球人とほとんど同じで、普段の姿はボスのSPライセンスに仕込まれたホログラム機能によるものだ、と。でもそれだと、ボスのイメージが崩れてしまうので、私的には最後の特殊な生体構造説だとしておきます。

おまけ

クリスト星人ファーリのネーミングはクリストファー・リーからきているそうです。私は最初、クリストファー・リーヴに関係があるのでは、と思ってました。

2006.11.01 Wednesday

どんどん面白くなってきたウルトラマンメビウス

本家サイトの日記をブログ化したりしていて、こっちの方をずっと放置していました。相変わらずスローペースですが、こちらのブログも少しずつエントリーしていこうと思います。で、今回はウルトラマンメビウス。マックスの後番組です。

デカレンジャーにハマっていた頃(今でも好きですが)、後番組のマジレンジャーは最初、どうしても馴染めませんでした。同じくマックスにハマっていた頃(今でも好きですが)、後番組のメビウスにはやっぱり馴染めませんでした。メビウスの場合は、マックスをもっと見たかった気持ちに加え、番組自体の設定にあんまり魅力を感じていなかったこともあります。ウルトラマンといえばQ・マン・セブンという私にとって、どちらかというと新マン以降のウルトラマンシリーズをモチーフにしていて、それに敵か味方か分からないライバル戦士やタイプチェンジといった平成シリーズの要素を加えたメビウスの設定は好みではありませんでした。

しかし。これが、回を重ねるごとに面白さが増してくるのです。なんだかんだいっても40周年記念作品。スタッフの気合も入ってます。最初はキャラが立ってなくて薄っぺらいと思っていたガイズのメンバーも、だんだん魅力的になってきました。そして、過去の兄弟達が本格的に絡むようになってきたここ最近では、面白さもヒートアップ。特に兄弟達が大活躍する映画ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟を子供達と見に行った時点で、すっかりメビウス好きになってしまいました。

余談ですが、映画のメビウス、途中で次男が泣き出したんで、ラストバトルのいいところを見れなかったんです。このブログにいつもコメントをつけて下さるくまがいさんが、ご自身のブログのこのエントリーの中で「こっそりもう1回くらい子供抜きで落ち着いて大スクリーンで観たいかも」と書かれていますが、私も是非もう一度行きたいと思ってます。映画、予想以上に良かったです。泣けました。

てなわけで最近すっかりメビウス好きになってしまった私ですが、ただ、デカレンやマックスのように、録画して後で何度も見ようというところまではいかないです。私はどうも、一年を通じて大きなストーリを追っていく大河ドラマ系より、基本的に一話完結で作品ごとに世界観までもがリセットされ、シリーズ内にバリエーション豊富なエピソードがいくつも生まれ、なおかつシリーズ全てを見直すと1本の筋が通っているという、初代ウルトラマンやマックスのような路線が、好きなようです。そして、デカレンジャーは、まさにこの路線だったわけですね。

最近デカレンはほとんど見てませんが、14話以降のレビューも書かなければならないので、そろそろ見直してみようかなと思ってます。

2006.07.15 Saturday

二十数年ぶりに見たウルトラセブン

ちょっと前の話ですが、ウルトラセブンのDVDを借りてきて見ました。まともに見るのは二十年数年ぶりだったので、非常に懐かしかったです。セブンはウルトラシリーズで一番好きな作品です。あまりの懐かしさに、タイトルからオープニングが流れる出す辺りでは、ちょっとだけ目頭が熱くなりました。

で、本編を見た感想は、記憶はかなり美化されているなぁというのが率直なところです。現代の特撮もののレベル基準からするとかなり辛いです。ストーリー展開が今の作品よりかなりのんびりしていて、最初はちょっとダルさを感じましたが、しかし、いつのまにか世界観に引き込まれていきました。やっぱり、物語の根底に流れる思想というか、作品の本質的な部分は、今でも十分通用する「名作」だと思います。機会があれば子供に見せて感想を聞いてみたいです。マックスでエレキングが出てきたので、第三話あたりが適当でしょうか。まだ、一話から八話までしか見ていませんが、最終回まで少しずつ見て行きたいです。

あと、補足ですが、YouTubeに、幻の十二話がアップされてます。(「ultra seven」で検索すればヒットします)十二話が欠番扱いになったいきさつはWikipediaのウルトラセブンのページが詳しいです。十二話は私も初めて見たのですが、作品の感想はWilipediaに書かれていたファンの評価とほぼ同じでした。ただ、ダンの最後の一言だけは、印象に残りました。

Search this site
Profile
Latest Entries
Recent Comments
Recent Trackbacks
Categories
Archives
Links
counter
Syndicate this site
Powered by
Serene Bach 2.03R