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パームな日記 2002/7-9

 
 
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2002年7月1日

【サイト内検索の設置に挑戦(問題解決編)】

WwwSearchの設置に成功しました!前回の日記で、この問題はボチボチ勉強しながら解決したいと書いたのですが、その後パルマガで紹介されていた事が判明。問題解決しないまま放っておくのも恥ずかしいので、急遽再挑戦することにしました。

@niftyの制限でCGIのスクリプトの置き場とHTMLファイルの置き場が違うため検索結果のリンク先URLが正しく表示されないのが問題でしたが、実はWwwSearchにはもともとこのような問題に対応するため検索結果のURLを置換するという機能がついています。そのことはすぐに気づいたのですが何度やっても上手く置換されなかったので挫折したのです。ところが、再挑戦を決め、土曜日の深夜に飲みながらあーだこーだやっているうちに上手くいかなかった原因が分かりました。その原因とは、、、非常に初歩的なミスでばらすのも恥ずかしいんですが、検索結果のURlを置換するための行がコメントアウトされたまま、つまり行頭に#がついたままになっていたのです。#を取れば一発で問題解決しました。あー恥ずかしい。

私のサイト用に変更を加えたソースをここに置いておきます。パルマガで紹介されていた全文検索ソフト徹底比較というページを参考に、検索結果のキーワードが赤くなるように手を加えてます。

というわけで、このページの上の検索フォームもGoogle利用のものからWwwSearchのに変更しました。今のところはパームなページ内に制限してますが、しばらく使ってみて問題がなければBirdis land's Favorites!内の全コンテンツを検索できるようにしようかと目論んでおります。

# 機長さん、RUFさん、ありがとうございました。



2002年7月2日

【ビールと発泡酒】

最近各メーカーで軒並み発泡酒の値下がりがあって、せっかく作ったこのデータが使えないものならなくなってしまいました。そのうち作り直すつもりです。というわけで、今回はパームとは関係ないですが、ビールと発泡酒の話です。

ご存知のようにビールは基本的に麦芽とホップと水から作ります。日本のメーカーのビールは、サントリーのモルツなど一部を除いて米やコーンスターチといった添加物で味を調整していますが、基本的にはビールは美味い水と高品質の麦芽、ホップが味の決め手となります。しかし、発泡酒は麦芽の含有量が25%以下のため、他の添加物の役割がビール以上に大きいそうです。逆にいうと、工夫次第でビール以上に味が変わる可能性があるというわけで、各社とも随分研究しています。そのせいか、最近の発泡酒って出始めの頃よりはるかに美味くなってきて、目隠しして飲むとビールとの違いがすぐには分からないほどです。(単に飲みなれてきただけかもしれませんが。)

ちなみにビールと発泡酒を見分ける一番確実な方法は、グラスについだまま飲み残して気の抜けたものを翌日飲んでみること。気の抜けたビールは麦の甘い匂いが残り、ウィスキーの水割りを不味くしたような状態ですが、発泡酒の方は味が薄くてカスみたいな味でとても飲めたもんじゃありません。そういえば、発泡酒のほうがビールより炭酸が強くて辛い感じがしますが、麦芽が少なく深みが出せない分、炭酸で味をごまかしている(調整している)部分もあるのでしょう。いくら発泡酒が美味くなったといっても、例えばサントリーのモルツスーパープレミアム(←これは他のプレミアム系ビールとは別次元の味で、私好みです。)ような深みのある味は絶対出せません。

とはいえ、消費者からすれば毎日消費する物だけに安くてそこそこの味の方が歓迎されるわけで、私的には発泡酒でも十分、という感じです。

# ワールドカップの感想をホームページの日記に書いてますので良かったらどうぞ。





2002年7月4日

【頑張れモルフィーワン】

ちょっと気になったニュース。

モルフィーワン計画が中止の危機? 渦中の開発者に聞く

パームを愛用する前はOasys Pocket 3という携帯端末を使っていましたが、機能的に不満が出てきたのと気軽にどこにでも持ち運ぶにはちょっと大きいて重い(約500g)のでHP200LXの購入をちょっと考えたことがあります。結局悩んだ挙句にパームを買うことにして今に至るわけですが、そんな事もあってこのプロジェクトはちょっと気になってました。最近はパームにどっぷりはまってしまってすっかり忘れてましたが、こんなことになってたとは驚きです。

近い将来、PDAはますます多機能化、高価格化していき、同時に携帯の機能も洗練されていき、PIM用途に特化したシンプルなPDAは市場から消えていくことは想像に難くありません。そんな時、このモルフィーワン計画のように、Palm/PilotのようなシンプルなPDAを有志の手で作ろうという運動が出てくるかもしれませんね。そんなことを考えると人事のような気がしません。モルフィーワン計画、何とか実現して欲しいと思います。

追記:III系好きな私としては見逃せない新しいWebサイトが開設されました。その名も「III系が好き」。これからが楽しみなサイトです。
 




2002年7月8日

【最強の地図サイト!!】

今更言うことでもないですが、Webは情報の宝庫です。その気になれば欲しい情報は全て入手できるといってもいいくらいです。しかし、その情報量があまりに膨大なため、超便利なサイトなのに今までその存在に気付かなかった、ということもよくあります。例えば私にとってはサーチエンジンのGoogleがそうでした。知ってる人にとっては「何を今更、、、」ですが、初めてその存在を知った時は、感動のあまり長い間このサイトでもネタにさせていただきました。

さて、ここまでは長い前振りです。そして今回、私にとってはGoogleに匹敵する、驚くべき便利サイトを発見してしまいました。それが

です。Webで地図というとMapionMapFanなんかが頭に浮かびますが、この地形図閲覧システムはそれらの商用地図の大元となっている、国土地理院発行の2万5千分の1地形図がWebで見れてしまうというサイトです。見ていただければ分かるように非常にシンプルなつくりですが、簡単な操作でWeb用に最適化された全国(←ココ重要!大都市から奥深い山の中、無人島に至るまで、日本のあらゆる場所が同じレベルで用意されているんです。)の地形図を見ることが出来ます。Googleのように万人に対して有益というものではありませんが、私のように山やスキーといったアウトドア活動をやっている人にとっては涙物です。いやぁ、まだまだ知らない便利サイトっていっぱいあるのですねー。
※2万5千分の1地形図は日本全国をカバーしている地図のなかではもっとも詳細なもので、登山やスキーツアー、沢登りといったアウトドア活動には必携の地形図です。



2002年7月9日

昨日の日記で紹介した地形図閲覧システムですが、「試験運用中」なんて書いてあるので「知るひとぞ知る」系かと思ってましたが、結構有名なサイトだったようです。Googleで「地図」とやるとMapionMapFanが上位にヒットしますが、「地形図」とやるとちゃんと地形図閲覧システムが最初にヒットします。さすがGoogle

それにしても関西では蒸し暑い日が続いてます。あまりの湿度の高さで目の前の空気を掌でつかんでぎゅっと握ると水分が搾り出せそうなくらいですね。ニュースによると熱中症で亡くなられた方もいるそうです。日射病や熱射病って結構軽く見られがちですが、重症の場合は死に至ることもあるので軽視出来ません。老人や子供だけでなく、案外体力に自信のある若い人でも暑い中無理をしてかかってしまい、ケアがまずかったため死んでしまうということがあります。今、上陸を狙っている台風6号が過ぎれば大陸の乾いた高気圧の勢力圏になり、しばらくはしのぎやすい日が続くと思いますが、夏本番まだまだこれから、健康には注意したいものです。
 
 




2002年7月10日

昨年新しいエアコンを購入したんですが、今年も別の部屋用に追加購入することになりました。エアコンに限らず電気製品って価格はピンキリですが、昨年購入したヤツはバーゲン品の3〜4倍もする三菱電機の最高級モデルでした。うちは決して裕福でもないのにどうしてそんな高価なモデルを選んだのかというと、ランニングコストやメンテ性などのトータルコストを考えてのことです。ただ、細かい理由は忘れてしまってたので、サイト内検索で過去の日記を検索。「エアコン」とやると二番目にヒットしました。う〜ん、便利です。

さて。2001年7月19日の日記を読み返すと、最高級機を購入する決心をした理由がいろいろ書かれてあって、自分で書いたものながら参考になりなるなーと感心しました。と同時に物覚えの悪さを再確認することに。そして、その日記を読み進めていくと、すっかり忘れていた別の事に気がつかされました。そう、Dragon Bane日記です。

当時はゲームの進行具合を日記のネタにして、こまめにアップしてたんでしたっけ。しかし、TRGproが調子悪くなってメインマシンをモノクリに変えた時、ゲームの環境は後で移そうと思っていてそのまま有耶無耶になってしまい、その後モノクリが壊れてPalm IIIcを購入したりして、そうこうするうちにDragn Baneのことをすっかり忘れてました。いや、正確には、たまに大阪Palm IIIさんとかでDragon Bane IIの話題が取り上げられた時など一瞬思い出したりしたのですが、環境を移すのが面倒なのと、最近はゲームをする時間もあまり取れなくなったのでそのまま放置していたのでした。

TRGproの当時のバックアップセットは残っているので、TRGproを修理すればゲームを再開することは可能ですが、どうしたものか。とりあえず、Dragon Bane日記を読み返してみることにします。




2002年7月11日

【モノクリ復活?】

以前こちらのページで報告しましたが、Palm IIIcの前に使っていたPEG-S300(モノクリ)は現在故障中でした。ずっと修理せねばと思いつつ、面倒くさくて放っておいたのですが、昨日所用で会社を休むことになり、平日の昼間に時間がとれたのでソニーのサポートに電話してモノクリを修理することにしました。モノクリについていたPDAカルテに必要事項を記入していき、不具合を確認しようと久しぶりに電源を入れてみたところ、不思議なことにどこにも異常が見られません。

故障の原因はこぼれたビールがハードボタンの内側に浸透し、ビールに含まれる糖分の粘り気でボタンの動きが悪くなったのだと推測されますが、空気中の湿度で粘り気が徐々に消えていったのでしょうか?何もせず放置していただけなのに勝手に直った原因は謎ですが、とりあえず問題なさそうです。なんかよく分からないけどラッキーです。モノクリが直っても恐らくメインマシンは今のIIIcのままだと思いますが、やっぱりいざという時のために、稼動するパームは二台以上持っておきたいですし。しばらく連れ合いに使ってもらって動作確認するつもりです。
 




2002年7月12日

【PALMLINKは無くならないの?】

既に皆様ご存知でしょうけど、あのPALMLINKが今年の8月11日を持って停止するとのことです。先日funaiさんへの謝辞をBBSにカキコミさせていただいたのですが、その後デラデラ バイザーさんの7月12日のPick Upを見て気が付きました。私はてっきりPALMLINKが無くなると思っていたのですが、更新を終了するだけで無くなるわけではないのでしょうか。もしそうならありがたい話ですが。

それにしても、その日のPick Upに書かれている内容には考えさせられました。誰かに対してメッセージを投げかけるという行為は、常に誰かを傷つける可能性がありますよね。自分の意見を押し付けるだけでなく、相手の立場に立って考えることも必要ですが、所詮相手は他人。自分がいくらそう思っても、相手がそう取ってくれない事もある。でも、そんなことを考え出すとキリがないし、書きたいことが何も書けなくなってしまいます。

要はバランス感覚が大事なんでしょうが、それって「答えがない、というのが答え」なわけで、結局どうすればいいのかは一人一人が恐らくは一生かかって考えていかねばならないわけです。そして、それが生きていくということなのでしょう。

今回のPALMLINK停止にまつわる一連の話を見ていて、そんなことを考えました。
 




2002年7月13日

基本的に土日は更新しないのですが、今日は特別。

3週間ほど前からこのパームなページのアクセス解析をAccess Reportで行っていたのですが、大体の傾向がつかめたのでいったんログをクリアして、次はBirdis Land's Favorites!のホームページ(トップページ)のアクセス解析をすることにしました。今までのパームなページのアクセス解析結果はこちらに保存しています。どんな結果が出るか楽しみです。

あと、最近の発泡酒値下げに伴い、こちらのデータも修正しときました。いや〜、安くなったもんです。
 




2002年7月15日

【FM-TOWNS復活劇(その1)】

私がはじめて買ったパソコンは富士通のFM-TOWNS II UR20というモデルです。モニタ一体型のコンパクトな筐体で、TOWNSカラーのグレーとグリーンのロゴマークの組み合わせも渋く、デザイン的にも性能的にも非常に惚れ込んで購入しました。購入時期は忘れましたが、多分1993年か1994年頃でしょうか。当時パソコンはまだまだ高価で、ちょっとしたモデルに周辺機器を揃えると、軽く4〜50万はかかりました。なんせメモリ1MB=1万円の時代です。今では考えられない時代です。

当然私は新品を買う経済的余裕は無かったのでSofmapで中古品をローンで購入しました。メモリは10MBに増設し、100MBの外付けハードディスクをつけ、TOWNS-OS、MS-DOS6.2、Windows3.1のトリプルブート環境で長い間愛用していました。

当時会社ではDOS環境からWindows3.1環境へと移行する過渡期で、このTOWNSは仕事に遊びにと大活躍してくれましたが、その後パソコンの性能が飛躍的に向上し、PC/AT互換機の上陸で価格は急落、OSもWin3.1から95/98とメインストリームが変っていきました。それに伴い、私のメインマシンも富士通のDESKPOWER FMV-5133(Pentium 133MHz)からHPのVectra(Pentium MMX 233MHz)、そして現在の自作機(Athlon 650MHz)と着々とパワーアップしていきましたが、やはり最初に購入したTOWNS URには一番の思い入れがあります。

しかし、このTOWNSにも遂に別れを告げる機会がやってきました。現在我が家には自作機にVAIO 505ノート、HPのVectraにTOWNSと4台のパソコンがありますが、保管場所などの問題で、既に全く使わなくなって何年も経つTOWNSを廃棄することになったのです。
 

(続く)





2002年7月16日

【FM-TOWNS復活劇(その2)】

最近は環境問題のおかげで昔のように簡単にゴミを捨てられなくなりました。地域によって差はあると思いますが、クーラーや冷蔵庫といった大型家電はもちろん、TVやステレオのような電気製品でさえ回収してもらうのに料金がかかります。幸いなことに、うちの住んでいる地域の場合、ビデオデッキやミニコンポ程度の大きさのものは不燃ゴミ扱いで捨てられます。TOWNS URはディスプレイ一体型で、ちょうど今流行りのミニコンポくらいの大きさなので普通に捨てられそうです。

しかし、不思議なもので、いざ捨てると決まれば、ここ何年見ることもなかったTOWNSへの愛着心が沸々とよみがえってくるのです。現役からは引退したとはいえ、まだ稼動する(はず)のTOWNSを「ゴミ」として捨てるにはあまりにも惜しいと考え、せめて誰か使ってくれる人に譲ろうという気になりました。

しかし私も人の子、同じ譲るならただより買ってくれる人の方がいいなぁ、という現金な考えが出てきました。そう、ネットオークションです。ただ、こんな古いパソコンを購入する人がいるのだろうか、という根本的な疑問が発生し、串刺し検索してくれるオークション統計ページ(仮) で探してみました。自分ではTOWNS URは歴史に残る名機と思っているのですが、他人から見ればモニタは狭い、ネットワークにも繋がらない、もちろんインターネットにもつながらないゴミ同然のガラクタと思われても仕方ないですから。ところが。意外や意外、TOWNS URは5千円から1万円という高値で落札されているようです。

ちょっと前までは自分としてはゴミとして捨てるのが忍びないだけで、引き取っていただけるなら価格はいくらでも良いと思ってました。送料+その日のビール代くらいで売れればいいやという感じだったのに、人間というのは欲深い生き物です。同じ売れるなら少しでも高額で売って儲けようという気がしてきました。最初は現状渡し、動作保証無しで売るつもりでしたが、高値で売れるなら動作確認とか掃除とかもして、なるべく高くかって頂きたい。そして、パームの購入資金に充てたい。そこで私は何年かぶりに埃をかぶったTOWNSを引っ張り出してきたわけです。 


(続く)
 





2002年7月17日

【FM-TOWNS復活劇(その3)】

数年ぶりに引っ張り出してきたFM-TOWNS URは、やっぱり格好いいです。とりあえずキーボードをつなぎTOWNS用MS-DOS起動ディスクを入れ電源を入れてみると、フロッピィディスクドライブはギーガー音を立てて動き出し、やがてDOSはきちんと起動して見慣れたDOSプロンプト画面になりました。次にマウスやパッドをつなげ、TOWNS-OSのCDを入れてみます。TOWNSはハードディスクが無くてもCD-ROMからOSがブートできるのです。いつもの癖で思わずAlt+Ctrl+Deleteしかけました(笑)が、これはTOWNS、本体にちゃんとリセットボタンがあります。リセットして待つこと数十秒、懐かしいTOWNS-OSのデスクトップが現れました。と同時に、懐かしい思い出が次々とよみがえって来ました。

初めてWindows3.1のインストールに挑戦し、数十枚のフロッピィを抜き差ししながらほぼ一日かけて、ようやくあの間抜けなファンファーレの音が鳴ってWindowsが起動した時の感動。当時の会社のパソコンが遅くて使いものにならなかったので、大きなザックにTOWNSを無理やり詰め込みバイクで会社を行き来して仕事に使ったこと。パソコン通信(Nifty Serve)にはまって毎日フォーラムを巡回し、小さいキーボードに表示されるテキストに一喜一憂したこと。当時の貧弱な通信環境のため、たった数100KBのプログラムをダウンロードするのに何時間も悪戦苦闘したこと。フリーで公開されている多くのTOWNS用RPGにはまって徹夜でゲーム三昧したこと。などなど、TOWNSにまつわる思い出はあげて行けばキリがありません。

そんな感傷に浸りながら、なつかしのTOWNSをいろいろいじってみましたが、不具合は全く発見されませんでした。100MBの外付けハードディスクも快調で、昔プレイしていたRPGのセーブデータもきっちり残ってました。Windows環境は残ってませんでしたが、DOS6とTOWNS-OSの切替もreiplコマンド一発で快調に切り替わります。URのモニタはいわゆるVGAの10インチと非常に狭いですが、トリニトロンのため非常に美しく、今使ってるSONYの17インチトリニトロンモニタ以上です。CPUも486の20MHzという、今となっては化石のようなスペックですが、もともとTOWNS-OSは386でも実用的なパフォーマンスが出る超軽量GUI環境なので動作もキビキビしています。CD-ROMドライブが古いのでアクセス速度が遅く、CDから起動すると何かプログラムが走るたびにかなり待たされるのが難点ですが、ハードディスクから起動すれば軽快な作業が可能です。スペックさえクリアすればまだまだ十分使えそうな状態でした。

※ 富士通のDOSマシンはドライブ毎に異なるOSをインストールでき、マルチブート環境が簡単に構築できました。例えばd:ドライブにTOWNS-OSを入れ、e:ドライブにDOSを入れるとreipl d:でTOWNS-OS、reipl e:でDOSが起動するという具合です。
このまま人に譲ってしまうのはあまりにも惜しい。何か使い道はないものだろうか。そう考えた私は、以前思いついたことのある、ある考えを実行に移すことにしました。 

(続く)



2002年7月18日

【FM-TOWNS復活劇(その4)】

ある計画。それは、今1歳9ヶ月になる子供のおもちゃとしてTOWNSをあてがおうという作戦です。

実は、この考えは前から持ってました。子供がパソコンに興味を持つのは分かってましたし、おもちゃのパソコンを買い与えるのももったいない気がしていたので、使わなくなった古いパソコンというのは子供用にはもってこいです。ただ、与える時期というのは、もう少し大きくなってマウスやキーボードの操作が少しは出来るようになってからを想定していました。

ところがその後、一旦手放していた以前のメインマシンであるHPのVectraが再び我が家に戻ってくることになりました。同じ子供に与えるなら、ネットワークにも繋げられWebのブラウズも可能で、3.1じゃなくて95以降のWindowsが走るVectraの方が何かと便利です。どうせ使い始めてしばらくしたら、メールを使いたいだのホームページを見たいだの言い出すに決まってますから。そういうわけで子供用パソコンはVectraとなり、必然的にTOWNSの出番は無くなり、決して広くない我が家に使わないパソコンを置いておくのは邪魔なので処分する話が出てきたのでした。

そういう経緯があったわけですが、今回TOWNSへの愛着を再確認した私は、現役を引退したTOWNSに再び仕事を見つけ少しでも長く手元に置いておきたいと思い、まだ早いと思いつつ、息子にTOWNSをあげることにしてみました。

翌朝。いつものように布団から這い出してノコノコと歩いてきた息子に、「とーとーが昔使っていたパソコンをあげるよ。」といってみると、なんと息子は「やったー!」と叫んで小さくジャンプしたのでした。ちなみに息子はようやく二文字語(「バス、来た」とか「スプーン、落ちた」とかいった二文字の組み合わせ)が言えるようになったばかりで、まだまだ語彙も少なく、「やった!」なんていう表現もそれまで発したことがありませんでした。「あげる。」という言葉も正しく理解しているかは不明ですが、ともかく喜んでいるようで、期待以上の反応にこちらも大変嬉しかったです。

というわけで、TOWNSは息子のおもちゃとして再び働き口を見つけたのでした。

# 次回でこのシリーズは最終回の予定。2話くらいで終わるつもりだったのに、長くなったものです。
(続く)





2002年7月19日

【FM-TOWNS復活劇(最終回)】

息子にTOWNSを与えてから約一週間。連れ合いの話では、当初期待していたほど使ってはいないようですが、それなりに楽しんでいるようです。とりあえず朝起きたらTOWNSの電源をブチっと入れてます。もちろん自分で使うことは出来ないので常に初期画面しか表示されてませんが。

それにしても、何年かぶりにTOWNSを使ってみて、今更ながらこのパソコンの良さを再確認しました。TOWNSというのはもともと教育関係に強いパソコンでしたが、今でも小さい子供用としてはWindowsやMacなんかよりも適してるんじゃないかと思います。一番大きな理由は、今まで何度も書いてきたようにハードディスクが無くてもCD-ROM一枚でGUIベースのOSが起動すること。小さい子供は飽きっぽいので、パソコンを使ってても他に興味が移ればパソコンの状態などお構いなしに電源ボタンをブチっと切ります。酷いときには面白がってスイッチのオン/オフはブチブチと繰り返します。家電製品ならともかく、WindowsやMacといったパソコンなら間違いなく壊れるでしょうが、CDから起動したTOWNSならソフト的には絶対壊れることはありません。

次に、子供でも楽しめるアプリが標準で入っている点。うちの息子はMUSIC WORLDというアプリがお気に入りです。世界地図が表示され、いくつかの国が選択出来ます。国を選択すると、国旗とともにその国の代表的な音楽ジャンル、例えば日本なら演歌とか四畳半フォーク、アメリカならカントリーとかジャズとかが表示され、さらにクリックすると「いかにも」っていう感じの音楽が始まります。キーボードを鍵盤代わりにして演奏することが出来ます。しかも、画面の端には擬人化された小犬が音楽に合わせて踊るという、いかにも子供受けする仕様です。いや、子供だけでなく大人にとっても、いっぱしのミュージシャンになった気分が味わえ、世界中の音楽ジャンルを聞き比べることが出来るという、非常に楽しめるアプリです。単独でも5800円くらいで売れそうなアプリがTOWNS-OSの「おまけ」としてついているわけです。

さらに、今では入手困難だと思いますが、TOWNS全盛時は優れた教育ソフトがたくさん発売されていました。そのほとんどが、CDを入れてリセットボタンを押すだけでCDからブートするという、ゲーム機のようなお手軽さで使えるのです。もちろん飽きたらいきなり電源をブチって切ってもノープロブレムです。

あと、これはTOWNSに限った話じゃないですが、当時のパソコンって今よりつくりがしっかりしていると思います。キーボードもマウスも頑丈で、うちの息子が落としたり叩きつけたり上に乗ったりしてますが(少なくとも今のところは)大丈夫です。最近のパソコンはコスト削減のためパーツが安っぽくなっているので、そんなに乱暴に扱ったらすぐ壊れるでしょう。

てな感じですっかりTOWNSに惚れ直している私です。息子がもう少し大きくなったてマウス操作とかが得きるようになったら、お絵かきソフトなんか昔のオンラインソフトなんかを探して入れてあげようと思ってます。こうして、廃却処分寸前だった私のFM-TOWNS URは見事に復活いたしました。息子が「インターネットしたい!」と言い出すまでは現役として役立ってくれそうです。
 
 


MUSIC WORLDでオリジナル曲(?)を演奏中の息子




2002年7月22日

【IIIcが壊れてしまった!】

やってしまいました。久々の事故。それも深刻なヤツ。IIIcが壊れてしまいました。例によって詳細はこちらのページにレポートしておきましたが、これでまともに稼動するパームが一台もなくなってしまいました。数だけでいえば4台もあるというのに、まともなパームが一台もないというのは間抜けな話です。

7月11日の日記でいつの間にか直っていたと書いたモノクリですが、やっぱり調子悪かったです。調子がいい時もあるのですが、やっぱりハードボタン接触が悪いようで、ボタンを押しっぱなしにした状態になったり、電源ボタンが全く効かなくなったりします。まぁ、だましだまし使えば何とかなるレベルなので、しばらくはモノクリを使うことにして、今回壊れてしまったIIIcと、以前から調子が悪いままほったらかしにしていたTRGproの二台は修理に出すつもりです。




2002年7月23日

【モノクリとの日々】

というわけで、昨日よりモノクリことPEG-S300を使ってます。モノクリはカラクリことPEG-S500Cと共にソニーが初めて世に送り出したPalm OS互換機ですが、実はクリエという名称が本体の何処にも表示されていないのです。付属のPalm DesktopのアイコンもSony PDAとなってますし、製品の入っていた箱はCLIEというラベルが後から貼り付けてありました。恐らくは名称が決まる前に量産されてしまったのでしょう。そのせいかどうか、現行のクリエシリーズとは別のシリーズのような気がします。(そのあたり、実はちょっと気に入ってます。)

スペック的にも今のクリエとは別物です。液晶は由緒正しいモノクロ160×160ピクセルですし、音楽も聴けません。もちろんカメラもキーボードもついてません。しかし、現行機種と比べてもまだまだ勝ってる部分もあって、重量は今だに最も軽量な部類ですし、ボタン類も押しやすいし、筐体は適度な厚みがあってホールド性は抜群です。それに、なんと言っても反転しないバックライト!前にも書きましたが、炎天下、薄暗いテントの中、真っ暗闇まであらゆる条件でもきっちり文字が読める液晶です。バッテリーの持ちも優秀で、普通に使えば充電無しに一週間程度は使い続けることが出来ます。もっとも、昔のパームなら一週間どころか一ヶ月くらい使い続けることが普通でしたが、最近はクリエ、というかカラーデバイスのおかげで「パーム=バッテリー食い」という風にすっかりイメージが変わってしまいました。

それにしても、日記系Webサイトをやっていると助かることが多いです。例えば今回のように自分の不注意からパームを壊してしまったときなど、本来なら途方に暮れるシチュエーションですが、日記のネタにすることで気分が紛れて随分救われます。もしWebサイトを持ってなかったら、そして、身近にパームのことを理解している人がいなくて誰にも話を聞いてもらえなかったとしたら、随分ストレスがたまることでしょう。

まぁそんなわけで、しばらくはモノクリネタと修理ネタが中心になっていくと思います。




2002年7月24日

【IIIcとTRGproの修理費用】

しばらく不調のモノクリをだましだまし使うのはいいですが、故障しているパーム達を修理せねばなりません。初代愛機のPalm IIIはともかく、二代目のTRGproと四代目のPalm IIIcはまだまだ十分現役で使える実力を持っています。両方とも購入したのはVis-a-Vis。そこでVis-a-VisのサポートのWebページから両者の修理について問い合わせてみました。

実は以前にもTRGproの修理の件で問い合わせたことがありますが、いろいろあって結局モノクリを購入したということがありました。(その辺の顛末は過去の日記のこのあたりにまとめてあります。)今回ほとんど一年ぶりに同じ内容をVis-a-Visに問い合わせてみたのですが、前回問い合わせた時の回答と同じく修理代100ドル程度プラス送料2〜3千円がかかるということです。さらには前回問い合わせた時の受け付け番号もそのまま残っているとの事。もちろん回答は早く、問い合わせの翌日にきました。相変わらず流石の対応です。

一方IIIcの方は日本語版なのでパームコンピューティングが窓口ということです。そこでパームコンピューティングのサポートにメールで問い合わせた所、こちらも翌日に返事が帰ってきました。それによると、保障期間内は以下の場合を除き無償で良品交換するとのことです。

1. 落下、浸水が原因で生じた破損、動作不良
2. 弊社以外による本体の改造
  (アプリケーションのフラッシュROMへの焼き付けを含む)
3. 液晶、筐体破損
4. ご購入後1年以上経過した場合
5. ご購入日のご提示が無かった場合
今回は私の不注意による落下なのが原因なので有償になり、その費用は16000円とのこと。う〜ん、12800円で購入したIIIcの修理代が16000円というのは辛いところですが、12800円というのはキャンペーン特価でしたし、IIIcは発売当初は49800円もしたマシンなので仕方ないですね。どちらにせよ、私の場合FlashProでフラッシュメモリの内容を書き換えていたので、もとから無償交換はしてもらえなかったというわけでした。

結局TRGproもIIIcも修理に15000円から20000円くらいかかるということです。両方合わせれば30000円から40000円。それだけあればm130はもちろんm505やT650Cといった最新の新しいパームが買えてしまいます。修理に出そうと思っていたのにこの金額を考えるとちょっと迷いが生じてきました。
 
 




2002年7月25日

なんかカウンタの増え方がいつもよりやたらと早いなぁとおもっていたら、PalmOSLOVEさんで紹介されていたのですね。しかも二日連続。ありがとうございました。

【IIIcの修理に挑戦】

さて、続きです。結局IIIcの無償交換は無理だったいうことが分かった私が次に取った行動は、ダメ元でIIIcを自分で修理してみるということです。ダメ元とはいえ多少の勝機はありました。以前Palm IIIが同じような液晶表示のトラブルに見舞われたとき、自分で分解して液晶のリボンケーブルを挿し直すことで問題を解決した経験があったからです。今回のIIIcも同じような症状だったので、同じ方法で直るかもしれません。

IIIcをバラしにかかりました。方法はPalm IIIの時と大差なく、あっさり成功。IIIcの中身を見たのは初めてですが、巨大なバッテリーが目に付きます。そのバッテリーの上に液晶のリボンケーブルらしきものを発見しましたが、どう見ても斜めにいがんでます。これをまっすぐ挿し直せば画面の乱れが直るかもしれません。しかしコネクタの抜き方が分からず、試行錯誤の末、ようやく茶色いパーツを上に持ち上げることでロックが解除されることを発見しました。一旦ケーブルを外して電源ボタンを押すと、液晶には何も表示されません。どうやら予想通り液晶のケーブルに間違いないようです。

さぁ大詰めです。リボンケーブルをまっすぐ挿し直し、コネクタのロックをして電源ボタンを押すと、、、。失敗でした。液晶の乱れは相変わらずです。何度か抜き挿ししたり周辺のパーツを押したりしてみましたがやっぱり変化無し。完敗です。単にケーブルが緩んだだけでなく、落下の衝撃でどこかが断線したのかもしれませんが、私のような素人が手を出せるレベルではなかったということが判明しました。やっぱり有償で良品交換してもらうしかないようです。

一歩モノクリの方は相変わらずハードボタンの接触不良が見られますが、タッチパネル自体は問題ないので、とりあえずあちこちボタンを押して、電源が入りさえすれば後はシルクスクリーンや液晶に表示されるアイコンやボタンのみで操作することで、なんとか使ってます。短期間の代役としては何とか使えてますが、早いとこ健康なパームを入手したいものです。さてどうしよう。
 




2002年7月26日

【修理か新型か】

いや、ほんと悩んでます。IIIcとTRGproを修理するかどうか。過去に二度同じような経験をしました。TRGproの調子が悪くなった時と、モノクリの調子が悪くなった時です。二度とも修理する方向に傾いていたのですが、TRGproの時にはモノクリが、そしてモノクリの時にはIIIcが、それぞれ12800円という破格値でたまたま売りに出されていて、土壇場で修理の代わりに新しいパームを購入するという結果に終わったのです。

そして今回。今、このタイミングで例えばどこかのショップがクリエのN600Cあたりを19800円で限定販売!なんてやれば、恐らくそれに飛びつくでしょう。また、今話題の米国で発売されたPEG-SL10を、どこかのショップが輸入して17800円で限定販売!なんてやれば、買っちゃうかもしれません。幸か不幸か今のところそれらしい動きはありませんが、通販ショップを根気よく探せば旧型を安く売っている店はありそうな気がします。それに、IIIcとTRGproの修理代をあわせれば最新のパーム、しかも私が理想とする外部ストレージ付きで太陽の下でも薄暗い場所でも視認性が高いカラー液晶を備えた機種が買えてしまうのです。それが悩みの原因です。

けれど、ここで古いパーム達を修理しなければ、きっと一生壊れたままで、いつかは廃却されるでしょう。先日のFM-TOWNSのように、何年かぶりに電源を入れたら立派に動いてくれて感動したり、子供や連れ合いのために第二の働き場を与えてあげられる、なんてこともないでしょう。それぞれに思い入れのあるデバイスを壊れたままにしておくのは忍びないです。そんなことを考えるとやっぱり修理すべきかなぁという気持ちが強くなってきた今日この頃です。




2002年7月30日

新型v.s.修理問題はちょっと棚に上げといて、週末に久しぶりに山に行って来ました。北アルプスの餓鬼岳です。モノクリを持っていっていきましたが、やっぱり反転しないバックライトは良いです。山の上の強烈な日光の下でも薄暗いテントの中でも視認性の良さは変わりません。外部ストレージ(メモリースティック)も心強いしプラスチックボディというのも金属ボディに比べて落下時の衝撃に強いようで何かと安心です。これで電池駆動なら、山で使うには最強のパームかもしれません。

相変わらずハードボタンは不調ですが、なんだか慣れてきました。山でお金が少なくなったこともあって、新型v.s.修理問題はますます難しくなりました。今日からまた悩みます。しばらくは山のレポートなどを書き込みたいのでパームなページの更新はちょっと滞るかもしれませんが、新型v.s.修理問題が解決したら報告します。




2002年8月5日

【しばらく夏期休暇】

ちょっと早いですが、これからしばらくWebサイトでは夏期休暇に入らせていただきます。といっても本当に休暇に入るわけではなく、むしろ逆です。実は引越しをすることになりまして、しばらくサイトの更新ができそうにないからです。@niftyのADSL接続サービスでは、引越しした場合、一旦契約を解約して再契約しなければなりません。従って、しばらくの間アナログモデムでダイアルアップという環境になってしまうため、自分のサイトの更新どころか他のサイトの巡回もままならない状態になる予定です。移転後の住所でADSLが開通するまでには3週間程度かかるとのこと。今年の盆休みはインターネットはなるべく控えて引越しの後片付けに精力を注ぎます。

お盆休み明けにはサイトの更新の方は通常ペースに戻る予定です。




2002年8月19日

【あっという間の夏期休暇】

約二週間ぶりの更新です。ほんとに久しぶりです。サイトを公開して以来、これだけ長いブランクは初めてのような気がします。休み中は引越しの後片付けに終われていてネットとは無縁の状態だったので、ただいま浦島状態です。これからボチボチ社会復帰していきます。

ちなみにADSLですが、その後@niftyから8月13日に工事予定との連絡がありました。思ったより早くて喜んでいたのですが、トラブルがあってまだ開通してません。従ってモデムでダイアルアップの環境です。56Kのモデムなのに回線品質の問題なのか20K前後でしかつながりません。課金も気になるし、しばらくは辛い状態が続きそうです。

取り敢えず現状報告はこんなとこです。

おまけ。

こんなん見つけました。ヤマト車検。最初はいわゆるパロディもの(しかも、かなりやばげな)と思ったのですが、ちゃんとした商品(ヤマト車検)と作品(新 宇宙戦艦ヤマト)のようです。ダイアルアップなので家でゆっくり見られないのが残念。それにしても凄いなー、大ヤマトのデザイン。何でもありですね。まるでNRシリーズみたい。




2002年8月20日

【ADSLトラブル解決】

何だかよく分かりませんが、ADSLが開通しました。経緯を簡単に報告しておくと、引越し先でADSLモデムを電話回線につないだところ、モデムのADSLランプが点灯しません。マニュアルによると、NTT局からのADSL信号が受信できない状態ということでした。ケーブルを変えたりモデムを再起動したりいろいろしても駄目だったので、仕方なし@niftyのサポートに電話したところ、局側の問題かもしれないので確認しますとの返事でした。盆休み中なので対応に時間がかかると思っていましたが、昨日会社から帰ってみるとモデムのADSLランプが点灯しています。無線LANルータ経由で自作機につなげて見ると、あっさりWebサイトが表示されました。留守中に@niftyのサポートから電話があったようですが、どうやら局側の問題だったようです。

その後自作機を再起動すると再びネットに接続できない状態となり、ちょっと焦りましたが、もしやと思ってWINIPCFG.EXEで自作機のIPアドレスを書き換えてやると再びつながりました。以前も自作機のIPアドレスが他の機器とバッティングしてネットに接続できないことがあったのですが、今回も同じでした。あとは、無線LAN経由でVAIOノートからもネットに接続できるか確認するだけです。

これで自宅からも休み中に見られなかったサイトのコンテンツを見ることが出来ます。着々と社会復帰してきましたね>自分。




2002年8月21日

【浦島太郎】

さて、ADSLのトラブルも解消し、昨日から精力的にWebの巡回に努めています。先ずはパーム系のサイトを、と思いごく自然にブックマークからPALMLINKを開くと、

Gone

The requested resource is no longer available on this server and there is no forwarding address. Please remove all references to this
resource. 

そうでした。忘れてました。更新されないだけでサイトは残るという憶測もあったのですが、本当に無くなってしまったのですね。長い間お世話になったfunaiさんに感謝です。

そういえばパルマガの宿題もあったんだ、と思ってパルマガに行って見ると、沢山のご応募ありがとうとの記事が。こちらもとっくに締め切りは過ぎてましたね。ネタ、あったのに残念。まさに浦島太郎です。

PALMLINKでいこう!!を早速ブックマークに登録させて頂きました。拙サイトの更新情報はきちんと取得されているようで一安心。連珠erさんに感謝です。

ところで連珠erさんの2002/08/15の日記には激しく納得。サントリーの炭濾過純生は今まで飲んだ発泡酒の中でもマイベストだったんですが、なるほどそういうわけなんですね。私も発泡酒に炭濾過というアプローチ賛成です。でも、お金があればやっぱりモルツを飲みたい。でもってちょっと贅沢に行きたい時はサントリーのモルツスーパープレミアムですね。




2002年8月22日

今日はWebの巡回に呆けていてネタが仕込めませんでしたがひとつだけ。2001年5月26日の日記で取り上げたSETI@HOMEですが、その後ハードディスクがいきなり昇天してしまい、新しい環境を構築した時、インストールするのを忘れてました。過去の自分の日記を読んでいて、たった今気が付きました。過去の日記ってたまに読み直すと案外、いや結構役に立ちますね。

あと、備忘録的に書いておきますが、日本語版パームにJ-OSを入れた場合、J-OSのオン/オフはキーボードボタンで出来たのですね。Cli Cli Clieさんの掲示板でいなあもさんに教わったんですが、これだと暗闇でも簡単にJ-OSが起動できます。ずっとほしさん作のCalc Button Hackを使っていたので気がつきませんでした。もっとも私は電卓もよく使うので、Calc Button Hackは手放せそうにありません。暗闇でのオン/オフは、これからもJ-OS ON/OFF DAのお世話になるつもりです。




2002年8月26日

【現時点での私の理想のパーム】

そうそう、IIIcが壊れてしまった後のパームの事について書いとかないといけませんね。といっても休み前と状況は全く変わってません。相変わらずボタンの調子の悪いモノクリを使っています。

ちょうど一年程前、同じようにメインマシンが壊れてしまい、新しいパームを何に知るか悩んでいました。理想のパームのスペックを列挙したりしてましたが、あれから約1年。私の理想のパームのスペックはもっとシンプルに絞られてきました。それはすなわち、

  1. 外部ストレージがあって
  2. いつでもどこでも見やすい液晶を
  3. 低価格(一万円代まで)で
ということ。外部ストレージのメディアは何でもいいし、液晶はモノクロでもいいですが、殆どのモノクロデバイスに採用されている反転式バックライトは前にも書いたとおり中途半端な明るさでは非常に見にくいので不可。あと、出来れば落下等の衝撃にも比較的強いと思われるプラスチック筐体が望ましいです。それに、ガンガン使っても数日間は持つバッテリー。要するに、いつでもどこでも気軽に扱え、万一壊れてもそんなに惜しくない程度の価格で、トラブル時にもデータを全て失うことが無い機種ということです。

こうして書いて見ると、PDAとしてごくごく当たり前のスペックのように思えますが、これらの要求を完璧に満たしている機種って意外と無いんです。現行機種はもちろん、過去に発売された機種を思い出してみても、ピッタリくるモデルがありません。結局私にとっての理想のパームは「12800円で購入した」モノクリことPEG-S300になっちゃんですね。III系が好きな私としてはちょっと悔しいけど。

このモノクリが完動品ならずっとメインマシンとして使い続けるのだけれど、ボタン類の不調は修理に出さないと直りそうにありません。早いとこ稼動するパームをもう一台欲しいと思っているのですが、壊れているIIIcとTRGproを修理に出しても、中古を買っても、新品のエントリーモデルを買っても、型遅れで値崩れした機種を買っても、どの選択肢をとってもコスト的には約1〜2万円と大差ありません。それに、今までの経験から、どの選択肢を選んでもメリット・デメリットが具体的に想像できてしまいます。よく分かってしまうだけに、どの選択肢を取るか決め手が見出せないで困っているわけです。




2002年8月27日

【選択肢】

昨日の日記の続きですが、現在私にはパームを安価に購入する方法がいくつかあります。その選択肢を具体的に挙げてみます。

  1. Palm IIIcを修理に出す
  2. TRGproを修理に出す
  3. イケショップでVisorプリズムの特価品を購入
  4. Sofmapの京都店でCLIEのNシリーズを購入
  5. 新品のエントリーモデルを購入
選択肢1と2ですが、以前に日記に書いたとおり、IIIcの修理は16000円、TRGproの修理には15000円〜20000円かかります。さらにTRGproはアメリカに送らなければならないため、時間もかかります。直ったとしても、前回挙げた私の理想とするスペックを100%満たしていません。

選択肢3ですが、今イケショップでプリズムが14,800円で売っています。さらにSnapSlot+ゲームソフト2本で19,800円という特別セットもあるとのこと。これはかなり魅力的ですが、開発が止まってしまったVisorを購入するのはちょっと気がひけます。液晶がIIIc同様透過型なのも気になります。

選択肢4は、Sofmapの京都店ではN600CやN700Cが1万円台後半で置いてありました。魅力的な価格だしスペック的には私の要求を完璧(いや、それ以上)に満たしていて申し分ないのですが、酷使されがちなPDAの中古品というのはちょっと怖いです。

そして最後の選択肢ですが、現在売られているエントリークラスのパームというとm130かm500です。価格的には随分安くなって、最近では2万円代前半で買えるようですが、この2機種はどうも購買意欲が湧かないのです。もちろん、液晶の問題もあります。m500は反転式バックライトだし、m130は屋外での視認性がイマイチだし。価格も他の選択肢に比べるとやや高めです。

というわけで、どの選択肢も一長一短なわけです。パーム用に貯めていたお金は引越しのドサクサで何時の間にか無くなってしまっていて、結構金欠なのに加え、まもなく登場するであろうPalm OS5を搭載した次世代パームも気になるし、HandEraのカラー版も気になるのででなるべくお金は使いたくありません。さて、どうしましょう。
 




2002年8月28日

【さよならベータ】

既にあちこちで取り上げられていますが、ついにベータが生産中止になってしまいましたね。

私の家も、最初に買ったビデオデッキはソニーでした。当時私は小学生か中学生でしたが、当時からソニーファンだった事に加え、子供なりに見てもベータ方式の方がVHSより優れていたため、家族会議で強くベータの購入を推したのをうっすらと覚えてます。

新しい技術が生まれ、それが製品化される度に互換性の無いいくつかの規格が出てきてユーザーを混乱させるのはけしからん、という趣旨の意見はよく聞かれます。私は業界人ではないので内部事情は知りませんが、ソニーという会社は新しい規格の主導権を取るのに少々意固地な面も見受けられます。そのせいか、どうも他メーカーの賛同を得難いところがあるようです。ソニーがちょっと折れれば異なった規格が市場に乱立することもないのに、っていうシチュエーションも少なくありません。(ひょっとして、業界内では嫌われ者?)独自路線に固執し過ぎて市場を混乱さすソニー、という風に見ているユーザーも少なくないかもしれません。

しかし、私は複数の規格が市場に存在するのは絶対反対というわけでもありません。企業も生き残りをかけて必死なわけですし、各メーカーとも条件は違うはずなので、全てのメーカーが同じ規格を採用するのも不自然な気がします。異なった規格の陣営同士が切磋琢磨することで機能やコストパフォーマンスが向上するという、ユーザーに取っていい面もあるわけですし。

個人的には、VHSとの戦いに敗れ、もう何年も前に一般ユーザーの記憶からすら消えていたであろう製品をここまで生産し続けてきたソニーという会社には大いに好感を持てます。例えばメモリースティックが第二のベータになる可能性も十分ありますが、ベータの例を見る限りでは、ソニーを信じてメモリースティック路線に突っ走ってもいいかな、と思えてきます。パソコンはVAIO、デジカメはサイバーショット、PDAはCLIEといった具合に。どうせ十年も経てば新しい技術を元にしたもっと進んだメディアが登場することでしょうし、デジタルメディアは万一規格が変わってもデータの以降が比較的楽ですし。
 

#やっぱり悔しいけど次に購入するパームはクリエになるかなー。



2002年8月29日

【SJ30発売】

もはや驚きもしません(笑)が、SJシリーズがついに日本国内でも発売するようです。それにしても相変わらずソニーは上手い。Tシリーズでは薄さを強調しましたが、今度は前面投影面積で来ましたか。写真で見る限り、Tシリーズと比較してもかなり小さいようですが、実は体積で比較するとTシリーズより大きいです。

SJ30は 71.8mm×104mm×16.8mm で体積は125,449mm3
T600Cが 71.8mm×118.0×12.5mm で体積は105,905mm3
ちなみにm505は 114mm×79mm×13mm で体積は117,078mm3
で両者の中間くらいですね。

まぁ薄ければいいというわけではないので、一概にTシリーズの方が優れているとは言えませんが。バッテリーの持ちもTシリーズの方が悪いようですし、薄すぎると手にフィットしないという事もあります。SJ30を実際手に持った時の感覚が気になるところです。ハードウェアボタンの操作感も含めて。

それにしても、ソニーほどの大きさの企業となると、PDAというニッチな業界を手玉に取ることが出来るのでしょうね。携帯やPHSを見てると、今よりもっと小さく早く、バッテリーの持ちも良く、安くて高機能なPDAがワンサカ出てもおかしくありません。(数さえ出れば、ですが。)あくまで私の想像ですが、ユーザーが不満に思っているポイントは実はほぼ100%解消できるのだけど、敢えてそれを全て出さずに小出しにソリューションを出していくんです。そうすることで常にユーザーの購買意欲を刺激し、製品は売れ続ける、と。私の予想では、次はバッテリーの寿命あたりかな、と思ってます。スタミナクリエと銘打って、大きさそのままでバッテリー寿命が2倍くらいのクリエが出てくるのではないでしょうか。その前にOS5搭載機が出るかもしれませんが。




2002年8月30日

【究極のパーソナライズ】

ちょっと面白いなーと思ったソフト。

マイフォントサービス
漢字72文字・かな文字・英数字・記号の見本を記入するだけで、自分の筆跡のTrueTypeフォントを作成できるというソフトです。私は悪筆なので敢えて自分の筆跡をフォントにしようなどとは思いませんが、でも、ちょっとやって見たい気もします。筆跡ってその人に固有のものだし、世界に一つしかないオリジナルフォントが作れるんだから、もちょっと値段が安ければ色々と需要はあるんじゃないでしょうか。そのうち、フォントにも著作権(意匠登録)が認められたり、有名人のフォントとかが売りに出されるかもしれませんね。

そういえば、J-OSフォントコンバータを使えばTrueTypeフォントからJ-OS用のフォントが作れるんでしたっけ。っていうことは、自分の筆跡でパームでメモをとることも可能なわけです。手書きメモでなく、Graffitiで自分の筆跡がメモれる。これは結構究極のパーソナライズですね。ナルな人には結構いいかも。
 




2002年9月1日

【PEG-N600C】

こんな時間(午前3時)に更新するなんて滅多にないことですが、、、。

今日、いやもう日付が変わっているので昨日、Sofmapで買ってしまいました。中古のPEG-N600C。そう、ソニーのハイレゾカラー機、CLIEです。今、あれこれいじって楽しんでます。今、ビール(発泡酒)飲みながらいろいろいじってます。楽しいです。お、いつの間にか、もう6本めだ。明日もいろいろ用事があるので今日はこのくらいにして、詳細は明日以降に報告します。
 




2002年9月2日

【スターウォーズ2、見ました】

さて。本来ならCLIE N600Cの話を書くところなんですが、いろいろあって全然テキストが出来てません。というのも日曜日に遅まきながらスターウォーズのエピソードIIを見に行ったおかげで、スターウォーズ関連のサイトにはまってしまってパームどころでは無いからです。とはいうものの、クリエの方も環境を整えつつあるのですが、なかなか一筋縄では行きません。トラブルの連続で、一週間はネタに困りそうもありません。明日から少しずつ公開していきます。

で、スターウォーズです。私は再三書いているようにスタートレック派で、スターウォーズに関してはそれほどマニアックでもないのですが、ああいうスペースオペラも結構好きです。それにしても、スターウォーズってずいぶんストーリーが複雑になりました。旧三部作の頃は正義と悪の単純な単純なドンパチ、といった感が少なからずあったのに、新三部作ではそこに至る過程が丁寧に描かれていて、結局スターウォーズサーガに深みと広がりを持たせることに成功しています。私は今まで、スターウォーズは娯楽作品としては超一流だけど、設定の緻密さや広くて深い世界観という点ではスタートレックの足元にも及ばないと思っていましたが、こちらの「スターウォーズの鉄人」を見ていると、キャラクターだけでなくメカニックや勢力、歴史観などにも細かい設定がされているようで、考えを改めなければいけないと思うようになりました。スタートレックの場合、一般にテレビや映画で映像化されたもの以外は「正史」とみなされませんが、スターウォーズは映画だけでなく、小説や漫画といった媒体に描かれた話も「正史」とみなされるそうで、その世界観はもしかしたらスタートレック以上に広いのかもしれません。

で、エピソードIIですが、面白かったです。見る前にネットで目についた、「ヨーダ様、かっこいー(はーと)」とか、「ジェダイ、多すぎ」とかいった感想は、確かにその通りでした。エピソードIは映像技術はすばらしかったけどストーリーはエピソードIV、つまり映画の一作めの焼き直しで大したことないと思いましたが、IIに来てようやく新三部作と旧三部作のつながりが理解できました。もちろん映像的にはエピソードI以上で、フルCGのヨーダ様の動きには感服いたしました。スタートレック的に見ると科学技術のアンバランスさ(恒星間移動が出来るほどのテクノロジーがあるのに、警備センサーの類がいっさいなく、やすやすと敵の侵入を許してしまうとか、戦車のような陸上兵器や爆撃機のような航空兵器の類があるのに、わざわざ集団で白兵戦を行うこととか)も多々ありますが、やっぱり基本はスペースオペラなんだから、細かいことは気にしてはいけません。

次回作が非常に楽しみです。
 




2002年9月3日

【N600C日記(その1)】

さて、本日よりCLIE日記のスタートです。さぁテキストを書き始めようと思った矢先、自分のCLIEをどう呼ぶかで躓きました。

CLIEが発売された当初はPEG-S300は「モノクリ」、S500Cには「カラクリ」っていう通りのいい愛称がありました。次にPEG-N700Cが出たときには「しろクリ」とか「おとクリ」とかいう愛称が生まれましたが、それらが定着しないうちに、デザインがほとんど同じN600Cが出てしまいました。これは音楽再生機能がない上にN600Cと同じサテンシルバーに加え、ちょっとVAIOチックなラベンダーパープルというカラー設定もあり、もはや「しろクリ」や「おとクリ」といった愛称は使えません。そうこうするうち、N750Cがリリースされてしまい、その後も怒涛の新製品ラッシュが続き、結局「しろクリ」や「おとクリ」以降CLIEシリーズに愛称が定着することはありませんでした。

私はどうも自分のパームを品番で呼ぶのは味気ないと思うので、きちんとした商品名があればそれで呼んであげたいです。TRGproやIIIcは品番っぽいですが一応商品名でしたし、S300の時は通りのいい「モノクリ」という愛称を使ってきました。CLIEやクリエはシリーズの総称であり、各機種は品番でしか区別できません。今回購入したのはPEG-N600Cのラベンダーパープル色。一般的に通用する愛称はありませんし、固有の品名もありません。セバスチャン(有能な秘書というイメージ。でも何故ドイツ人?)とかパークリ(パープルのクリエ。でも何か馬鹿っぽい。)といった独自の愛称を付けると、他人は何のことかよく分からないので、いちいち注釈をつけなければいけない気がしますし、それも面倒です。で、仕方なし、当たり前ですが「N600C」という表現を使うことにしました。

呼び方一つ決めるのに思いがけず時間を取ってしまいました。具体的な話は明日以降に。(長いシリーズになりそうです。)
 




2002年9月4日

【N600C日記(その2)】

次に購入時の話を書きましょう。いや、その前に、何故中古のN600Cを買ったかっていうところですね。

本当は、OS5マシンが出るまでは、今使っているクラシックな環境、つまり160x160のローレゾ+OS3.xで過ごすつもりでした。しかし、やっぱりARMベースの次世代Palmデバイスが出るまでに現在のスタンダードにして68K系CPUベースの最終形態ともいえるハイレゾ+カラー+Palm OS4というスペックを体験しておきたかったからです。OS5マシンは今のところ現行パームとの互換性が極力保たれると伝えられていますが、フタを開けてみないと分かりません。ひょっとしたら(私的には)使い物にならないかもしれないですから。しばらくは不具合もあるでしょうし。

てなわけで、いろいろ物色することにしました。ハイレゾ+カラー+OS4というと自動的にCLIEです。(ちょっと悲しいですが。)予算的には2万円までしか出せませんが、中古という手を使えば何とかなります。PDAというのは割と手荒く扱われていそうで、中古品だとトラブルが怖いですが、Sofmapなら独自の保証制度があり、PDAなら1000円で3年間保証が受けられます。幸い京都店にはN600CやN700Cが2万円までで在庫がありました。もう少し出せば中古のTシリーズも買えますが、ハイレゾとOS4という基本的な部分はNシリーズと変わりませんし、バッテリーの持ちはむしろNシリーズの方がいいです。さらに、Nシリーズなら今あるSシリーズの周辺機器の流用が効くというメリットもあるのでNシリーズに決定。パームで音楽を聞くつもりはあんまり無いし、N700CはOS3.5なので、N600Cに決定。というわけです。

購入したのはSofmapの京都店。店の中古コーナーには3台のN600Cがありました。1台はシルバーで2台がパープル。何でもその日は「中古の日」とかで、店頭表示価格より2000円引きの札が貼ってましたが、何故だかパープルの内一つには表示がありません。2000円引きの2台に的を絞りました。

店員さんに頼んでウィンドウを開けてもらいます。当初はシルバーしか頭になかったのですが、パープルを手にとってみると以外とシルバーより高級感があります。いや、私はパームに高級感は求めないのですが、やっぱり持つとなったら高級感のある方がいいです。また、シルバーには若干傷がありましたが、パープルは傷一つなく、とても中古とは思えないほど綺麗でした。いや、私は裸で持ち歩く派なので傷なんて全然気にしませんが、傷があるということはどこかに強く当たった可能性もあるし、やっぱり綺麗な方がいいです。バッテリーは充電されていなかったので動作確認は出来ませんでしたが、初期不良は対応してもらえますし、いろいろ考えてパープルに決定しました。III系のような質実剛健なデザインが好きで、ファッションではなく実用本位でガシガシ使う派な私としては、パープルのN600Cはお洒落すぎて携帯するのがちょっと面映い気もしましたが、家にはVAIOノートもあることだし、CLIEを選んだ時点で既にもう路線が変わってしまっているわけなので、ここは良しとしよう、と自分に言い聞かせました。毒を喰らわば皿まで、ですね。

購入価格ですが、もともとの価格18800円にワランティ(Sofmap独自の中古品3年間保証)1000円をつけ、2000円割引し、消費税を加え、18690円。予算より安く買えてラッキーでした。(続く)




2002年9月5日

【N600C日記(その3)】

さて、N600Cを購入し、改めて見た時の印象は、「パームっぽくないなー」でした。私のイメージするパームというのはIII系とかモノクリといった黒やグレーといった無彩色のプラスチックボディの比較的シンプルなフォルムなので、いきなりスタイリッシュな、しかもパープルという(私にとっては)派手な色ののデバイスが掌に居るのはどうも慣れません。なんだか扱いも壊れ物を扱うように丁寧になります。持った感じはやや重いかな。今までモノクリを使っていたので仕方ありません。もっともN600Cは以前使っていたIIIcと比べればはるかに軽いのですが、横幅が小さいせいもあり、持った感じの感覚的な重みはIIIcと同じくらいです。

次に、各種ボタン類です。ジョグの位置はN600CはNシリーズの中では使いやすいと言われていますが、モノクリに比べたらかなり下で、ちょっと使いにくそうです。ハードウェアボタンの操作性は、上下ボタンは使いやすいとはいえないまでも許容範囲。電源ボタンの位置もモノクリのように右上の方が便利なのですが、まぁ許容範囲。ただ、今までの感覚で使うと下スクロールボタンを押すつもりで電源ボタンを押してしまいそうです。アプリケーションボタンは問題無し。あと、ボタン類全般に言えることですが、指で押す分にはいいんですが、スタイラスで押すとなんかボタンがグラグラしてちょっと不安です。全体的には、まぁまぁ及第点を挙げられそうです。Sシリーズのボタン類の方が全てにおいて使いやすかったですが、まぁ、後は慣れが解決してくれるでしょう。

あと、意外に良かったのは付属のソフトカバー。III系のフリップカバーと同じ要領で片手でパカっと開けることが出来ます。私は裸で持ち歩く派なので、III系のフリップカバーが必需品だったのですが、このソフトカバーは使えそうです。とここまではSofmapの休憩室で開梱していじった感想。家に持って帰るまで待ちきれなかったからです(笑)。

家に帰って充電開始。充電器はSシリーズのものと全く同じでした。従って、これからは会社と自宅で充電が可能です。目論見どおりです。

夜になり、家族も寝た後、1人でセットアップに取り掛かります。電源オンすると美しいハイレゾカラー画面が。今までのパームとは別次元の美しさです。フォントの細さは気になりますが、今はただ、液晶の美しさに心を奪われるだけです。液晶のライトがフロントライトなので、暗闇でシルクスクリーンを照らしてくれるのも大変嬉しかったです。フロントライト付き反射型のTFT液晶というのは直射日光下から薄暗い場所、真っ暗闇に至るまで、あらゆる条件下できちんと表示内容が識別でき、素晴らしいの一言です。

しばらく液晶の美しさに見とれていましたが、次は環境設定に取り掛かります。
 

(続く)



2002年9月6日

【N600C日記(その4)】

とりあえず、今モノクリで使っている環境でHot Syncが出来るか試してみます。私の記憶ではSシリーズとNシリーズのコネクターの仕様は共通ですが、筐体の形状が違うので周辺機器を共有するには一部加工が必要ということでした。試しにモノクリのクレードルにN600Cを入れてみたら、ちょっと抵抗があるものの、グイと押し込めばセットできました。淡い期待を込めてHotSyncしてみますが、反応なし。やはりN600CはネイティブUSB接続なので無理なんでしょう。

そこで、素直にPalm Desktopをインストールです。環境は一から作り直すつもりでいたので、Palm Desktopは上書きインストールではなく、一端アンインストールすることにします。その前に4大アプリ(予定表、アドレス、ToDo、メモ帳)のデータをメモリースティック経由でモノクリからN600Cに写そうとしましたが、失敗。「アクセス禁止フォルダです」との表示が出てコピーできません。一度メモリースティックをフォーマットし直してもだめ。らちがあかないのでWebでちょっと検索してみると、やはり同じ悩みを抱えた人が何人もいました。私は何かトラブルがあると取り敢えずGoogleで似たような症状を経験した人がないか探す癖がついているのですが、結局CLIEのサポートページの中の

というFAQで解決しました。それによると、メモリースティック上でMS Gateを使ってデータのコピーや移動が出来るフォルダは/PALM/PROGRAMS/MSFILESに限られるというのです。

それにしても、特定のフォルダ以外は書き込みはおろかコピーすら出来ないというのは何とも窮屈な仕様です。VAIOノートを購入した時もそう思いましたが、ソニーのコンピュータ関連商品って基本的にユーザーのカスタマイズは許さないってスタンスを貫いてますね。いや、それはそれで、余分な選択肢がない分初心者には分かりやすいだろうし、ユーザーが環境を変える可能性が少ないとサポートもやりやすいです。それに、パワーユーザーはちゃんと抜け道を探せるのだから、ある意味いい事なんですけど。初心者は卒業したけどパワーユーザーとはいえない、中途半端なレベルの人(つまり私ですな)は、ソニー製品をいじるときには気をつけなければならないということですね。

というわけで、メモリースティック経由でモノクリのデータはN600Cに渡すことが出来ました。まだまだ先は長いです。 


(続く)



2002年9月9日

【N600C日記(その5)】

さて、まだまだN600Cネタは続きます。次はPalm Desktopのインストールです。コントロールパネルのアプリケーションの追加と削除で一旦今の環境を削除してから再インストールしたのですが、起動すると何故だか前の環境が残っていました。きれいにアンインストール出来なかったようです。ま、いいか、と深く考えずにHotSyncすると、N600Cが固まってしまいました。リセットボタンを押してもまたハングアップ。いわゆる無限地獄の状態です。モノクリの環境がN600Cに入ってしまい、ハイレゾ関連か何かの関係でOS起動時にトラブっているようです。仕方なしハードリセットを試みますが、ちゃんと電源ボタンを押しながらリセットボタンを押しているのに何故だかハードリセットがかかりません。またソニーのトラップのようです。今度は深く悩まずに、素直にマニュアルのリセットの仕方を見てみたら、Palm Powerdロゴが表示されてから「3秒ほど待って電源ボタンから指を離す。」とありました。そのとおりにするとあっさりハードリセット出来ました。先ほどのメモリースティックの時といい、IIIcやTRGproでは当たり前にやっていた作業がCLIEではすんなり出来ません。

念のためもう一度HotSyncしてみますが、やっぱり無限ループに陥ってしまいす。まさに「ほっと辛苦」(←、これ、いい誤変換です)状態です。
もう一度アンインストールを試みる前に、エクスプローラでPalm Desktopがインストールされているディレクトリ内の、以前の環境が保存されていると思われるファイル類をごっそり削除し、再びHotSyncしてみると、今度は上手くいきました。

HotSyncも可能となり、4大アプリのデータもモノクリから引継ぎできたので、取り敢えずは使える状態になったわけです。もう夜も遅いし今日はこのくらいにしといてやろうか、と思いましたが、何かもの足りません。そう、システム音が慣れ親しんだTechSounds Hackのものでないと、どうも違和感があって落ち着かないのです。で、Hack Masterやら何やらをいろいろ入れだして、なんだかんだで結局朝の4時までかかってモノクリとほぼ同じ環境にセットアップ完了しました。やっぱり私はTechSounds Hackなしには生きていけないらしいです。
 

(続く)



2002年9月10日

拙サイトは@niftyのアット・ホームページを利用しているのですが、先日の更新の際、サーバのディスクスペースの容量不足のため一部のファイルがアップ出来なかったようです。そこで、使用ディスク容量を5MB追加しました。既に一回増やしているので、これでディスク容量は標準10MB+5MB+5MBで20MBになりました。いつのまにか増えたものです。

ところで、この夏に北アルプス餓鬼岳に行ったときのレポートをアップしましたので、山好きの方で興味のある方は覗いてやって下さい。

【N600C日記(その6)】

早朝までかかってセットアップした翌日の日曜日は時間が取れなかったので、モノクリに貼っていた液晶保護シートをひっ剥がしてN600Cにつけてやったくらいです。本当はルミテクターをつけたいのですが、金欠なので手近なところでお茶を濁したわけです。モノクロの液晶はモノクロローレゾですが、液晶のサイズ自体はほとんど同じなのでN600Cにピッタリでした。使い古したシートなので、鮮やかだったN600Cの液晶が曇ったようになり、スタイラスの反応も鈍くなったのですが、液晶が傷つくのを避けるためには仕方ないです。本体の傷は全然気になりませんが、液晶だけは機能的にも影響が出る部分なのでやっぱり気になります。
 

(続く)



2002年9月11日

【N600C日記(その7)】

月曜日、会社のパソコンにもPalm Desktopをインストールしましたが、これがトラブルの続出でした(泣)。自宅の自作機と同じように一度Clie Palm Desktopを削除しますが、途中でフリーズ。再起動してみると、案の定ファイルは残ってます。エクスプローラでファイルを直接削除し、N600CについていたCDからPalm Desktopをインストールしますが、途中で「dllのロードに失敗しました」とのメッセージが出てハングアップ。きちんとアンインストールできなかったのが原因かと思い、もう一度コントロールパネルを見てみると、Palm Desktopが残ってました。先ほど消したのは確かClie Palm Desktop。どうやらいろんなバージョンのPalm Desktopを何回も上書きインストールしているので、情報があちこちに残っているようです。Palm Desktopの方もアンインストールしますが、やっぱり途中でハングアップ。強制終了させて、再びCD-ROMからPalm Desktopのインストールを試みますがレジストリの設定中にまたもやハングアップ。またまた強制終了して再起動すると、一応Palm Desktopは起動しました。HotSyncも成功し、ほっとしたのも束の間、新たな問題発覚。母艦側でアドレスや予定にデータを書き込んでも、一旦Palm Desktopを終了し、もう一度起動すると、入力したデータが消えているのです。これじゃぁ役に立ちません。原因不明ですが、再インストールしても直りそうにない気がしたので、試しにソニーのサポートページからPalm Desktopの最新版のバージョン4.01を落としてインストールしてみました。しかし結果は同じでした。

諸悪の根源は、Palm Desktopのアンインストールの失敗のような気がします。コントロールパネルからでは完全に削除できないようなので、regedit.exe(Windowsについている、レジストリの編集をするユーティリティ)でレジストリ内の情報を削除することにします。しかし、それらしい項目は見つかりません。おかしいなぁと思いながら丹念に探すと、ありました。なんと、Palm Desktopのキー名はU.S.Roboticなんですよね。懐かしい名前にびっくりしました。

regedit.exeで関連する情報をレジストリから削除し、エクローラからも関連するファイルを削除し、CD-ROMからバージョン3をインストールすると、今度は途中でハングアップすることなくインストールに成功しました。しかし、またまたトラブル発生。HotSyncしようとすると、ユーザーが使われているとのメッセージが出るのです。ユーザー名を変えようとしたらパスワードを要求されますが、設定したはずのパスワードを入れてもパスワードが違うとのメッセージが。新しいユーザーも作成できず、八方塞がりです。なす術がなくなったので、駄目元でもう一度バージョン4.01を上書きインストールしたら、何故だか分からないけどHotSyncに成功しました。よく分かりませんが今は快調にHotSync出来てます。
 

(続く)



2002年9月12日

【N600C日記(その8)】

ようやく自宅と会社でPalm Desktopが使えるようになりました。バージョンは自宅と会社で違ってしまいましたが、今んとこ同期はきちんと出来てます。バージョン4.01は使いにくいので会社の方も3に戻したいのですが、またトラブっても嫌なので、しばらくはそのまま使うつもりです。これが今週の月曜日の出来事。その後やったことですが、ストラップをつけてみました。たまたま家にデジカメの備品か何かの景品か分からないですが、シンプルなストラップが一本余ってたので、何気につけてみたのですが、これが非常によろしいです。考えてみればストラップの効能はカメラとか双眼鏡などで十分に分かっているはずでした。ところが今まで使ってきたパーム達にはストラップ用の穴がついてなかったため、パームにストラップをつけようという発想が湧かなかったのです。こんなにハンドリングが良くなるのだったらIIIcやTRGproも改造してストラップをつけるんだった。そしたら落下事故も減って、壊れなかったかもしれません。

あと、前にも書きましたが、付属のソフトカバーもいい感じです。私はパームを裸で持ち歩く派なので、購入時は傷一つなかったN600Cが、今では裏面は傷だらけです。しかし、表面はカバーのおかげで新品同様です。私がIII系が好きな理由の一つが、あの片手でパカって開けられるフリップカバーの存在なんですが、CLIEのソフトカバーも同じように使えます。N600CはIII系やモノクリに比べて何となく華奢で、落としたらすぐ壊れそうなイメージを持っていましたが、ストラップとソフトカバーのおかげで随分事故が防げそうです。
 

(続く)



2002年9月14日

【N600C日記(その9)】

その後のN600Cですが、ウィークデーは日記を書くのに時間を取られてしまってあんましカスタマイズは出来てません。ただ、神様こと山田さんのJ-OS IME、ンソ字FIX、細字FIXを入れると、格段に使いやすくなりました。山田さんて凄いと今更ながら思いました。あと、英語版Palmでずっと愛用していたけど日本語版では文字化けして使えなかったWeekViewがN600Cではきちんと表示されることを発見しました。週間表示で予定の内容が確認できる置き換えアプリとしては山田さんのDate@glanceも捨てがたいけど、インターフェイスはWeekViewの方が好きですし、レジストしているので、久しぶりにWeekViewを使い始めてます。

# さっき久しぶりにWeekViewのオフィシャルサイトを見たら、バージョンが2.1hから2.1iに上がってました。何が変わったんだろう?
ところで、N600CよりUSBネイティブになったHotSyncですが、予定表やメモ帳をちょっと更新しただけでのHotSyncは、従来のシリアルポート経由の時に比べて劇的に早くなったという感じはなかったです。もちろん時間を計測すればネイティブUSBの方が早いですし、大きなパームウェアやハードリセット後のフルリカバリーといった時にはその速度差は圧倒的ですが、日々日常のHotSyncに関しては、従来のシリアル経由と体感的にはそう大きな差はありません。改めて、遅い転送レートのシリアルポートで実用的な速度のシンクロを実現していたHotSyncのパフォーマンスに感心しました。
 
(そろそろ終わり?)



2002年9月18日

【N600C日記(その10)】

N600Cもようやく使える環境になってきました。まだジョグとかハイレゾとかを活かしたパームウェアをバリバリ活用しているという段階には至ってませんので今後もぼちぼちカスタマイズしていくつもりですが、基本的にものぐさなのでこのままの環境で何ヶ月も行くかもしれません。ちなみに今使ってる主なアプリは、Ks Detebook(最近WeekViewから乗り換えましたが、これ、凄いです。改めてネタに取り上げたいと思ってます。)、HandWrite III(Palm IIIの頃からの必須アプリ。)、TechSounds Hack(何度も紹介している通り、私にとってのキラーアプリです。)TrainTime(これも定番ソフトですね。)などです。ほとんど素に近い状態ですね。あと、山田さんのJ-OS IME、ンソ字FIX、細字FIXの3点セットは重宝してます。

ハードウェア的に見たN600Cは現在の私の理想にほぼ近いもので、特にハイレゾの威力はカラー化以上に絶大です。カラーのIIIcからモノクロのモノクリに戻ったときには大きな不自由は感じませんでしたが、一旦ハイレゾに慣れてしまうともう160x160ピクセルの環境には戻れそうにありません。私もすっかりSONYの術中にはまってしまったという感じです。

というわけで、そろそろN600C日記も一旦終了ということにします。同じネタで10回も話を引っ張ったのは初めてではないかと思いますが、それほどはまってしまったということでしょうね。




2002年9月20日

【仮装大賞とパーム】

今日は連れ合いと息子が外泊なので、サイトの更新に時間が取れると思ってたのですが、ついつい見てしまいました、欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞。いや、最初から見るつもりは無かったんです。晩飯を作って、食べる間の暇つぶしにTVでも見ようと思ってスイッチを入れると、たまたまやってたんです、仮装大賞。で、実は私、結構好きなんです、仮装大賞。飯の間だけ、と思いながら見ていて、そのままずるずると最後まで見てしまいました。

今回もかなりの秀作ぞろいでした。審査員席の情景を模倣した「審査員のランプ」は斬新でしたし、体育会系のノリの「いろんな箱」は個人的には傑作でした。優勝作品の「バスケットボールの影」はアシスタントのおねーさんも思わず涙ぐむほどの出来でした。どーでもいいけど、仮装大賞のアシスタントの人ってレベル高いですよね。個人的には彼女たちを見るのが結構楽しみで、作品と作品の間の時間も目が話せません。

いや、パームとは全然関係ない話でしたが、敢えて強引に結びつけるとすれば、仮装大賞って、Zen of Palmの思想に近いものがありますよね。仮装大賞の面白さって、創意工夫と演技者の努力と見る人の寛容さが上手い具合にかみ合って出来た賜物だと思います。金に糸目をつけなければ凄い作品が簡単に出来るでしょうし、セミプロ級の演技者を使えば観客の心をつかむ作品が簡単に出来るでしょう。でも、仮装大賞で本当に面白い作品というのは、着眼点とか努力とか愛らしさとかいった、感性に訴えかける部分が大きいと思います。これってパームの魅力にも通じるものがあると思うのですが、どうでしょう?
 
 




2002年9月24日

【パームで英辞郎(動機編)】

結論からいうと今回は失敗に終わった話です。でも、せっかくなのでネタにしたいと思います。

パームの定番辞書、KDIC英辞郎を使うことが出来ると知ったのは、もう随分前のことです。興味はあったのですが、手順が結構面倒そうだったのと、当時使っていたパームが外部ストレージを持たないIIIcだったので、ろくに調べもせずそのまま忘れていました。私にとって辞書というのは必携アプリでPalm IIIやTRGproの英語版を使っていた時にはKDICにGene95ベースの辞書を入れて愛用していました。ところが日本語版パームには標準で辞書がついているのです。基本的にはデフォルトのアプリを使うことをポリシーとしている私なので、しばらく標準搭載の辞書を使ってみましたが、これが結構使い物になるのでしばらくKDICはメモリから削除していました。

それが突然英辞郎でも入れてみようかな、という気になったのは、メモリスティックの空きを有効に使う方法を思案していた時です。今、N600Cには8MBのメモリスティックがささっているのですが、4大アプリのバックアップデータとハードリセットした際に最低限の環境に戻すためのいくつかのアプリしか入れておらず、7MB以上の空きがあります。私はゲームも通信もしないので基本的には本体のメモリだけで運用出来ています。本体メモリに入りきらない巨大なデータで、常に持っておきたいものというと、真っ先に思い浮かんだのが辞書というわけです。で、せっかくなら、常日頃から最強の英和辞書と思っている英辞郎ベースの辞書をパームでも使ってみたいと思った次第です。

ちなみに私は普段パソコンでは研究者の英和・和英中辞典のCD-ROM版をハードディスクにコピーして使ってます。普通の調べ物にはこれで十分なんですが、時事問題とかコンピュータ用語とか俗語っぽい表現とか専門用語といった、普通の辞書には載っていないような単語を調べる時には株式会社アルクの提供している英辞郎on the Webを利用しています。オンライン版なんで速度が遅いのが欠点ですが、会社も自宅も常時接続ですし、まぁ何より英辞郎の辞書自体が素晴らしいので、我慢して使ってます。この辞書が制限はあるもののパームで使うことが出来るというのは凄いことです。で、さっそく情報収集を開始しました。

(続く)

 




2002年9月25日

【パームで英辞郎(準備編)】

PalmOSLoveさんで紹介されてしまいました!今回の話は他の人にはあんまり役に立ちそうに無い失敗談なのに、なにやら申し訳ないです。本当なら今日の日記で、「こんなエラーが出て失敗しました。残念。」って感じであっさり終わるつもりだったのですが、せっかくPalmOSLoveさんで紹介していただいたので、もちょっと詳しく取り上げることにします。

と前置きはこのくらいにして前回の続き、早速情報収集です。パームで英辞郎が使えるという情報のソースがどこだったのかすら忘れていたので、毎度の事ながらGoogleで調べみると、毎度の事ながらすぐに分かりました。Crsシリーズでお馴染みのパームウェア作家、高橋さん英辞郎間引きツールを使って間引きすればいいということです。早速ダウンロードしてドキュメントにさっと目を通しますと、具体的な手順が書いてありました。箇条書きにしてみると

  1. 英辞郎(辞書)を入手する。
  2. PDICを入手し、母艦にインストールする
  3. 英辞郎間引きツールでデータを間引く
  4. PDICで辞書を「辞郎」形式から「PDIC」形式に変換する。
  5. PDICで辞書を「PDIC」形式から「1行テキスト」形式に変換する。
  6. KDICに付属のコンバータ(gendic.exe)で辞書を「1行テキスト」形式からKDICのPDBに変換する。
  7. パームにインストールして終了
とこんな具合です。手順としてはややこしそうですが、実際にやってみると一つ一つの作業はそんなに難しくはありません。ちょうど英語版パームを日本語化するような感じで、慣れればすいすい出来ます。

まずは英辞郎辞書本体の入手です。入手方法は株式会社アルクから出版されている書籍を購入するとか英辞郎を製作しているElectronic Dictionary Project(EDP)の郵送サービスを利用するという方法もありますが、私は@niftyの会員なので、素直に@niftyの英会話フォーラムから最新版(現時点ではVer.56)をダウンロードすることにしました。

英辞郎の辞書ファイルは巨大なため、ファイルは4分割されそれぞれLHAで圧縮されています。4つのファイルを順番に落として解凍すると、eiji56ad.txt, eiji56ej.txt, eiji56kp.txt, eiji56qz.txtと4つのテキストファイルが出来ますが、この4つを結合して一つのファイルにしなければなりません。辞書ファイルはテキストファイルなので、取りあえずオーソドックスにテキストエディタでコピー&ペーストを試してみますが、なんせファイルのサイズが16MBから20MBと巨大なためクリップボード経由ではパソコンが固まってしまいました。そこで、古の記憶を頼りにDOSのcopyコマンドを使ってファイルを連結することにしました。copyコマンドにはコピー元のファイル名を"+"でつなぐと、ファイルを連結してコピーしてくれます。例えば、"copy a.txt+b.txt c.txt"とやると、a.txtとb.txtが結合したc.txtというファイルが出来るわけです。そこで、DOS窓を開いて、"copy eiji56kp.txt+eiji56ej.txt+eiji56ad.txt+eiji56qz.txt eijiro.txt"とやれば、4つのファイルが結合した約72MBのeijiro.txtというファイルが出来上がりました。今やすっかり忘れ去られてしまったDOSですが、DOSコマンドの知識は今でもいざという時に頼りになります。

次にPDICの入手とインストールです。こちらは特に難しいことはないです。PDICKDICのパソコン版、というかKDICPDICのパーム版という方が普通なんでしょう、というくらい有名な定番辞書検索ソフトです。実はインストールして青いアイコンを見た瞬間思い出したのですが、Windows3.1の時代には私もPDICを愛用していたのでした。その後Windows95を使い出した頃CD-ROM版の辞書をいくつか入手して使い始めてからPDICは使わなくなり、今ではすっかり忘れていたのでした。このPDIC英辞郎と組み合わせて使うのが一般的のようで、PDIC英辞郎を使う方法はこちらのページに詳しく説明されています。私は今まで株式会社アルクの提供する英辞郎on the Webを利用していたのですが、今回改めてローカルのハードディスクにインストールして使うPDIC英辞郎の快適さを経験して、かなり嬉しかったです。

下準備はこれで終わり。次回はいよいよ英辞郎KDICで使うための作業に入ります。
 

(続く)



2002年9月26日

【パームで英辞郎(挫折編)】

前回の続き、間引き作業です。高橋さん作の英辞郎間引きツールを起動し、変換元に英辞郎の辞書ファイル、変換後に任意のファイル名を入力し間引き開始ボタンをクリックしました。しばらくすると「間引き終了!」のダイアログが出たのでエクスプローラで確認すると、14MBほどのファイルが出来ています。変換元が72MBほどなので随分小さくなりました。次にPDICを起動し、メニューから[Tools]→[辞書の変換]で間引きしたテキストファイルをPDIC形式に変換。ファイルサイズは13MBになりました。更にそのファイルを1行テキスト形式に変換。ファイル名はパーム用の辞書ということで、"eijiro_p.txt"としておきました。ファイルサイズはあんまり変わりません。試しにテキストエディタでファイルを開いてみると、約20万7千行あります。1行テキスト形式なので、単純に見出し語数が約20万7千になったということでしょう。元が約106万語だったので、5分の1ほどになったわけです。

ここまでは順調にすすみました。あとは1行テキスト形式のファイルをKDICに付属のコンバータであるgendic.exeにかけ、パームにインストールできるPDBファイルに変換すれば作業完了です。gendic.exeはDOSのコマンドラインから実行するプログラムです。DOS窓を開き、辞書があるディレクトリを移動し、ドキュメントに書かれてあるとおり"gendic -n eijiro -o eijiro.pdb eijiro_p.txt"とすると、しばらくして

Sorting...
Done!
との表示が。どうやら終了したようなのでエクスプローラで確認すると、確かにeijiro.pdbというファイルが出来上がってます。しかしファイルのサイズが1KBしかありません。おかしいなーと思ってDOS窓に戻って見ると、"Done!"の続きに
Index record (Record 0) size = 68205 bytes
Error: Too big Index Record...
ABORTED
で失敗。
との表示が出てました。KDICに付属のドキュメントによると、このエラーの説明に「辞書が大きすぎます。将来の KDIC 辞書形式では対応予定です。 とりあえずは単語数を減らすことで対処してください。 申し訳ありません。」とありました。

英辞郎間引きツールのドキュメントにある英辞郎のバージョンはVer.52(Ver5.2と書いてありますが、Ver.52の間違いでしょう。私も勘違いしてました。)で見出し語数は約100万語。それに対して私が試したのはVer.56で見出し語は106万語。このわずかな違いでgendic.exeの制限を越えてしまったのでしょうか?試しにeijiro_p.txtの中身をテキストエディタで7000行ほど削除し、きっちり20万行にしてgendicにかけてみると、ちゃんとPDBファイルが作成されました。変換後のPDBファイルのサイズは7MB。やはり元の辞書ファイルが大きくなったのが原因のようです。

というわけで英辞郎を使う試みは最後の最後で失敗してしまいました。今は仕方なくGene95ベースの辞書を使ってます。仕方なく、といってもフルサイズのGene95は十分実用的で問題はないんですが、人間って一旦上を見てしまい欲望にスイッチがつくとなかなか止められない物です。(いい風にとらえれば向上心があるということでしょうけど。)そこで次回は解決策を考えてみたいと思います。
 

(続く)



2002年9月27日

【パームで英辞郎(模索編)】

昨日の日記で書いたとおり、最新版の英辞郎から高橋さん作の英辞郎間引きツールを使ってのKDIC用辞書の作成は現時点では出来ないことが判明しました。そこで、考え付く解決策をいくつか挙げておきます。

まず最初に思いつくのが、見出し語を更に間引くことです。20万程度に間引ければPDBファイルが作成できるのは先の実験で証明済。しかし一つ一つ単語をチェックして要る・要らないの判断をするのは時間がかかりすぎて無理ですし、機械的に間引こうと思ってもその基準が難しいです。例えばアルファベットのZで始まる単語だけは全部暗記して辞書からばっさり削除する、なんていう、Graffitiのような「人間が機械にちょっと(ちょっとか?)歩み寄ってのソリューション」も勘弁です(笑)。一番現実的なのは既に公開されている辞書の見出し語と英辞郎の訳を掛け合わせてオリジナル辞書を作るという手です。見出し語が減ってしまうので魅力は半減しますが、英辞郎の定評ある訳語や文例といった恩恵は受けられます。

次に考えたのが、辞書を二つに分けて串刺し検索で利用するという方法。これは現在の私の環境でもすぐに実現できますが、利便性に欠けます。

もっとも簡単で確実に解決する方法は、書籍版の英辞郎を購入することです。1800円の追加出費が必要ですが、一番確実な方法です。

しかし、実はもっと簡単な解決策があります。PDICの辞書をそのまま使えるWDICというパームウェアがあるのです。これを使えば、間引いた辞書どころかオリジナルの英辞郎のの辞書が使えてしまいます。ただ、巨大な辞書ファイルを入れる外部ストレージが必須で、8MBしかない私の環境では実現できそうにありません。

という感じでいろいろ解決策を練ってみましたが、お金さえかければ大容量のメモリースティックを購入してWDICを導入するのが一番のようです。ただ、なるべくお金はかけたくありませんし、KDICに思い入れがあるので、しばらくはKDIC+Gene95Allで使っていきたいと思っています。KDICは既にレジストしているし、DA版はとっても便利だし、Gene95Allも私の用途においては十分実用的ですから。で、気が向けば、上記の方法のいずれか、または別の方法を試してみるとします。
 

(一応終わり)


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